書評/映画評

認知症とつき合う 〜週刊 東洋経済特集

認知症

テレビ、新聞、雑誌、週刊誌、ネットの記事。
見れば見るほど、読めば読むほど、気分が落ち込む。

バッドニュース(悪いニュース)とネガティブニュースのオンパレード。
不安を煽ることで、視聴率や販売数を稼ごうというネガティブなビジネスモデル。

そんななか、今月の「週刊 東洋経済」の特集「認知症とつき合う」は、革新的な内容である。

認知症の予防、治療、介護、お金(介護保険)など、
認知症に関係する複数の視点で、認知症のポジティブな側面を照らし出している。

# 認知症は学習両方で予防・改善できる
# 認知症の35%は予防可能
# 認知症の人は環境で改善
# 介護離職しない方法
# 認知症の人を守る介護保険の活用法
など、読んでいて気分が明るくなる記事が連発している。

# 認知症は予防できない。
# 認知症は改善しない。
# 家族が認知症になったら、介護地獄に陥る。
そんな、過去の誤った常識を、最先端の研究、最新の情報で上書きすることで、「不安」が「安心」に変わる。

これこそが、正しい医療ジャーナリズムのあり方だ!

最近、認知症関係の本が増えている。

『アルツハイマー病は治る』
(Michael Nehls著、筑摩書房)
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『アルツハイマー病 真実と終焉
“認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム』
(デール・ブレデセン著、ソシム)
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タイトルを読むと、認知症が治る時代が来たかのような
錯覚を受けるが、本を読むと、実際の臨床データの提示は全くない。

あくまでも、基礎研究レベルでの仮説に過ぎない話が多く、
実際には、多少の認知機能の改善はあるだろうが、
治るどころか、本当に症状の進行を食い止めてるような
証拠のデータは全く載っていない。

正直に言わせていただければ、
タイトルだけで購入を煽るトンデモ本である。

そういう、トンデモ本が増える中、
今回の「認知症とつき合う」は、
非常に冷静に、客観的に認知症の現状を描き出している。

「認知症は治る」ではなく「認知症とつき合う」。

治りはしないけど、上手に付き合えば、それほど恐ろしい病気ではない、
というスタンス。

私も完全に同感である。

 

 

週刊 東洋経済 特集「認知症とつき合う」
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