書評/映画評

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』初日に鑑賞

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を
公開初日に鑑賞しました。

いやー、泣きました。

「スター・ウォーズ」で、こんなに泣くとは思いませんでした。
クライマックスでは、涙が止まりませんでした。

「スター・ウォーズ史上、最も泣けるスター・ウォーズ」
と言ってもいいでしょう。

今回は、初めてのスピンオフ(外伝)の作品。

昨年の本編「エピソード7」と比べて、
事前のマスコミやファンのの盛り上がりはありませんでしたが、
メインキャラがほとんど出ていないにも関わらず、
「エピソード7」以上に「スター・ウォーズ」を感じました。

「エピソード7」では、
旧作のメインキャラが多数登場した一方で、
過去のストーリーとの連続性から、
ストーリーにいろいろな縛りがかかっていた。

一方、本作では、
メインキャラが”ほとんど”出ておらず、
主要キャラは全員が初登場。

自由な人物設定と人物描写が可能であったため、
それが映画の奥深さにつながったように思います。

メインキャラが出ていない。
にも関わらず、「スター・ウォーズ」を強く感じた。

その理由は、
「信じる」「仲間」「希望」「無償の貢献」など、
「スター・ウォーズ」イズムとも言うべき、
「スター・ウォーズ」らしい精神的柱が、
しっかりと描かれていたからでしょう。

映画を見終わった後の満足度で言えば、
「エピソード7」を越えている、と言っていいでしよう。

「エピソード7」を見たとき、物凄く感動しましたが、
それは久しぶりに「スター・ウォーズ」を
見られたという感動(喜び)だった。

一本の映画としての完成度を比較すると、
『ローグ・ワン』の方が、
圧倒的な感動と満足度があったと思います。

とりあえず、「スター・ウォーズ」ファンは必見です。

「スター・ウォーズ」を見たことがない、という人は
「エピソード4/新たなる希望」だけ見てから、
見たほうがいいと思います。

いろいろと細かいところも書きたいのですが、
これから見る人も多いでしょうから、
今回はこのへんでやめておきます。

追伸

12月26日(月) 19時〜
2016年の映画について徹底的に語る会 (無料ライブ配信)
を開催します。

今年大ヒットした『君の名は』『シン・ゴジラ』、
そして『ローグ・ワン』について、たっぷり語ります。

視聴方法は、後日お知らせしますが、
見たい方は、スケジュール帳への記入をお願いします。 
  



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