精神医学心の話

身近にある幸福は気付けない

2017年5月に発売された【ミシュランガイド北海道2017】に、
7軒のスープカレー店が掲載されました。

スープカレー店が、
ミシュランガイドに掲載されるというのは初めてのこと。

「スープカレー」が、一つの料理のジャンルとして国際的な認識された、
記念すべき一歩といえるでしょう。

札幌で掲載されたのは、
「カレー食堂 心」
「ピカンティ」
「スープカリィ ベンベラ ネットワークカンパニー」
「メディスンマン」
「スープカレー ドミニカ」
の5軒。

「ベンベラ ネットワークカンパニー」は、
札幌帰省のおりに食べに行く、私の常連店の一つ。

「スープカレー ドミニカ」は、
東京の新宿三丁目に「東京ドミニカ」があり、
コチラはよく食べに行きます。

「カレー食堂 心」は、しばらく食べてなかったこともあり、
久しぶりに、「どうしても食べたい」衝動にとらわれたので、
食べに行ってきました。

「カレー食堂 心 札幌本店」
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010201/1001440/

オーダーは、
「とり野菜のスープカレー」スープ大盛、辛さ10番。

「スープカレー食堂 心」のスープカレー

一言で言えば、「野菜の宝石箱」。
野菜が、めっちゃ、おいしい。

私は「スープカレー」は、
北海道産野菜をおいしく食べるための料理方法
ととらえているので、
「野菜が主役」という発想には、強く共感します。

つまり、「心」のスープカレーは、
王道のスープカレーというわけ。

かなりとろみのあるスープは、スープというよりは、
スープとシチューの中間。
そのくらいのもしっかりとした粘度があります。

14種類の食材で煮込んでいるといいますが、
その「煮込み」度がスープのトロミに現われているのです。
 
そして、
一口サイズに切られた17種類の野菜が色鮮やかなこと。
だから「野菜の宝石箱」です。

ジャガイモ、サツマイモ、ブロッコリー、トマト、ピーマン、レンコン、
キノコ、人参、豆などなど。

どれもおいしいのですが、ジャガイモやサツマイモなど
根菜類のうまさが群を抜きます。

うまみ、甘み、酸味、辛味の4種類のバランスが非常にいい。
安定感のある札幌スープカレーの王道をいただき、
満足しました。

本当に、スープカレーって、美味しいなあ。

北海道の野菜やお米っておいしいなあ。 
それを実感させてくれるのが、スープカレー。

札幌の人に、
「スープカレー食べますか?」
と聞くと、
「一度食べたことがあります」とか
「年に2、3回は食べます」とか、
ほとんど食べない人が多いのです。

なんと、もったいない。
こんなにおいしいものを、なぜ食べないのか。
 
私は、札幌に住んでいたときは、
週に3~4食は食べていました(笑)。

札幌というのは、食のレベルが異常に高い。
スーパーで魚介や野菜を買っても、十分においしい。

おいしいのが当たり前になってしまって、
「スゲーおいしいもの」が一杯あるのに、
特に関心がないという人が多いのです。

「食」という意味においては、北海道はパラダイスです。

でも、私がそれを真に悟ったのは、東京に住むようになってから。

外食では中国産の野菜が中心だから、どうみてもおいしくない。
野菜本来のうまみがどこにもない。

魚介の鮮度もひどい。
おいしい魚介を食べようと思えば、1万円以上は払わないと無理。

唯一、肉だけは鮮度は関係ないので、
おいしい肉が流通しているので、
東京の人はやたらと肉を食べます。

ということで、
私は東京に住むようになって、
北海道の食のレベルが、異常に高いことを改めて認識するのですが、
今、北海道に住んでいる人は、
それに気付いている人は、とても少ない。

それが、とっても残念です。

「食」に限った話ではありません。

身近に、「すごい幸福」があっても、
それが「当たり前」になっていると、それに気付けないのです。
 
たとえば、「親の愛」とか、「健康」とか、
「経済的豊かさ」(餓死することはない)とか、
「平和」(テロや事件に巻き込まれない)とか。

失ってはじめて気付く、当たり前の幸福。

もっと、「当たり前の幸福」を感受する力を鍛えれば、
誰でも、誰でも、幸せになれるのです。
 



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