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「攻め」の姿勢

私は、「攻め」の姿勢が好きだ。

「守り」に入るとつまらない。
自分の人生もそうだし、「食」においてもそうだ。


昨日、名古屋にて、

『ラ・ヴァガボンド』というフレンチに行きました。

食べログ、名古屋フレンチで第2位。

1日6席限定で、予約の取れないレストランとしても知られます。

その実力や、いかに?






攻めてる! 

凄い!

ウニ、イカ、テナガエビ、マナカツオなど、
海鮮系の小皿料理がえんえんと続く。

こんなに、魚介料理だらけの、フレンチって初めてだ。

フレンチの枠とか、常識を気にしない攻め具合が凄い!

そう、魚介系と「バスク豚」や「白アスパラ」など、
フレンチらしい食材を合わせているのですか、
魚介系がメインになっているので、
食べたことのないコース構成になっていました。

素材の組み合わせが、ありえないほど自由。

この組み合わせってどうよ?
と思わせて、食べてみるとベストマッチだから、
不思議です

例えば、このヒトサラ。

テナガエビとキュウリ

テナガエビとエンドウ豆のソース。

この緑色のソースが、いわゆるズンダ餅の餡です。
それが、絶妙の火加減のテナガエビと
ベストマッチしているから不思議です。

一瞬、「えっ、大丈夫? この組み合わせ」と思いますが、
食べてみるとベストマッチします。

自分の食の常識の浅はかさを突きつけられるわけです。

私たちは、常識に支配されています。

しかし、その常識の向こうに、
無限の世界が広がっているのです。

まだまだ「食」には無限の世界があるんだよ。

それを教えてくれたのが『ラ・ヴァガボンド』の
変化球的な「攻める」皿の数々。

全ての皿に「サプライズ」があります。

私も、いろいろ予想して、先回りする方ですが、
それを完全に超えていました。

今までの自分は、お釈迦様の手のひらを回って、
悦に浸っている孫悟空のようなもの。

それを思い知らされるような、
一つ一つの皿の自由な発想と奇抜な組み合わせ。

フレンチでは絶対にない組み合わせ。

でも、食べてみると、「あり」なのだ。
これは、食べてみないとわからない。

皿の向こうに、無限に広がる、
まだ開拓されていない素晴らしい「食」の新世界が広がっている!!

東京の三ツ星フレンチ「カンテサンス」を初めて訪れた時に感じた、
感動と発見が入り混じった感覚が、蘇りました。

名古屋に、こんな凄いレストランがあったんだ!!
いや、日本にこんな凄いレストランがあったんだ!!

久しぶりに、名古屋に来てよかった。
本当に。
追伸

メインは、「学会」です。
あくまでも。
名古屋には、勉強に来たのです!!!

 



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