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アメリカが「おいしい」には理由がある!

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今回のアメリカ視察で一番おいしかった食べ物。

それは、






シアトルのファーマーズ・マーケットの
屋台で食べた「ピザ」でした。

「なんだ、ピザか」
と思った人もいるでしょう。

ミシュランの星付きの店や、最近、街で評判のレストランなど、
現地在住のグルメな日本人の方から教えてもらった情報で
評判のレストランを毎日、訪れていましたが、

それと比べても、おいしかったのが、
屋台のピザだったのです。

たかがピザが、どうして激ウマだったのか? 

この一枚のピザが、今回のアメリカ視察、
そして今、アメリカで起きている「ムーブメント」を
全て象徴していると言えるのです。

私が食べたファーマーズ・マーケットの「ピザ」。

移動の、薪の「焼き窯」で焼く、本格的な焼き立てピザ。

焼き立てのピザを対面で販売するわけですから、
とにかく出来たてのピザが食べられるということで、
それだけでもおいしいわけですが、

「おいしい」には、もっと大きな理由があります。

今回のアメリカ視察で、何度も、何度も耳にした言葉。

「LOCAL」(近隣)
「ARTISAN」(職人技)

この両方が、このピザには含まれているのです。

一昔前のアメリカでは、
「ORGANIC」(オーガニック)というのが流行りました。

現在も流行っていますし、高級スーパーマーケットに行くと、
多くの商品に「ORGANIC」の札がついています。

最近では、
その横に必ず「LOCAL」という札の商品が並んでいます。

「LOCAL」とは、「近隣で採れた、作られた」という意味です。
生産者名や農園名などが併記されている場合もあります。

生産地だけでなく、生産者までわかる。

安全、安心であると同時に、
「地域を応援しよう」
という意味も含まれます。

日本でも、「地産地消」、
地元の食材を地元で消費しよう、
というのがありますが、それとほぼ同じです。

「ORGANIC」ブームの次に、
この「LOCAL」のブームが来ているわけです。

アメリカの多くの地域で
「ファーマーズ・マーケット」が見られます。

シアトルでは、毎週、
100以上の「ファーマーズ・マーケット」が立つそうです。

「ファーマーズ・マーケット」は「市場」ですが、
近隣の小規模の農家、農園、チーズや
食肉生産者などが優先して出店できるため、
大手企業は参入できないところが多いようです。

アメリカで「ファーマーズ・マーケット」が増えている
ということが、
「LOCAL」ムーブメントの証拠です。

日本でも「ファーマーズ・マーケット」はあるじゃん。
と思うでしょうが、
アメリカと日本の「ファーマーズ・マーケット」の最大の違いは、
アメリカの「ファーマーズ・マーケット」は、
「安くない」です。

値段も調べてみましたが、
高級スーパーマーケット「ホールフーズ」と、
ほぼ同じ値段で売られています。

あるいは、ものによっては、
スーパーよりも高い値段で売られています。

つまり、ディスカウントなしです。

日本人が「ファーマーズ・マーケット」を使う最大の理由は、
「安い」からです。

アメリカ人が「ファーマーズ・マーケット」を使う理由は、

#生産者の顔の見えた安心できる商品を買いたい
#生産者の丹精込めた、質の高い商品を買いたい
#地域を応援したい

といった理由で、
「高級スーパーマーケットなみの値段でも、
 ファーマーズ・マーケットから買う」
のです。

アメリカの農業といえば、
何ヘクタールもの広大な敷地を使った大規模農業のイメージですが、
最近では大規模農業は流行らない。

日本と同じで、
「農業」というスローなライフスタイルを求める若者が、
小規模ながら農地を購入して、そこで「オーガニック」や、
手間、暇がかかるが、大規模生産よりも
はるかかに質の良いものを作りたい
という流れがあるのです。

「農業は儲からない」というイメージは、
日本もアメリカも同じですが、
「ファーマーズ・マーケット」や「インターネット」を使った直販によって、
むしろ「儲かる」職業として注目を集めているのです。

私が食べた「ピザ」も、
当然、ローカルなチーズ、ローカルなサラミを
使って作られていたのです。

そして、
「LOCAL」と並ぶ、もう一つのムーブメントが
「ARTISAN」「CRAFTMAN」(職人)です。
 
(次回へ続く)



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