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『まんが古事記』 わかりやすさとは「大きな価値」!

先日のブログて、
“「古事記」理解の決定版だ!
という本には、いまだ出会えません。”
と書きました。

でも、たまたま昨日読んだ、
『まんが古事記』が、ものすごくわかりやすくて驚きました。

『まんが古事記 愛と涙と勇気の神様ものがたり』
(ふわこういちろう著、講談社)
https://impulse-ex.com/L2334/h529/46861

漫画だから、読みやすい。
キャラクターが可愛らしくて、親しみやすい。

それでいて、「古事記」にとても忠実。

つまり、
「とりあえず「古事記」ってどういう本?」
を知りたい人には、
格好の「古事記」入門者ではないかと思いました。

難しいものを「わかりやすく」解説する。
これは、とても簡単そうで、猛烈に難しいことなのです。

実際、それは「わかりやすい」古事記解説書が
少ないことからもわかりますし、
それ以外の全ての分野においても言えることです。

池上彰さんのニュース解説。
中学生や高校生でも理解できるような、
ものすごいわかりやすさ。

それは、膨大な知識、情報を持っていて、
深いレベルで理解、咀嚼していないと
できないことなのです。

私も本を書く場合、「わかりやすさ」ということに、
とても力を入れています。

『読んだら忘れない読書術』のAmazonレビューで
「こんな本、誰にでも書ける」というのがありましたが、
それはある意味、最上の賛辞でもあります。

「誰にでも書けそう」
でも、絶対に書けないのです。
できそうなら、試しに書いてみて、書店に並べてください。

15万部のベストセラーになれば、
「誰にでもわかりやすく伝わった」という証明です。

『ムダにならない勉強法』も、
勉強とは何か?
なぜ、勉強が必要なのか?
自己成長につながる、正しい勉強法
何年も続ける継続勉強法
などを、
「わかりやすさ」にこだわって書いてみました。

「誰にでもわかりやすく」書けているのなら、
『読んだら忘れない読書術』を超える
ベストセラーになるはずです(ニヤリ)

「私には、人に誇れるような専門はありません」
という話をよくききますが、
よくある話でも、
「わかりやすく」伝えることができれば、
それだけで非常に大きな「価値」を持つのです。

「わかりやすい」は、「物凄い価値」なのです。