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月間ビジネス誌の読み方

jarnal

本日発売の雑誌「プレジデント」、
メイン特集「24時間の使い方」の監修をさせていただきました。

「グローバルエリート300人」の
「時間の使い方」に関するアンケート調査の
結果が興味深いです。

拙著『神・時間術』をもとに質問項目を作成しましたので、

・『神・時間術』の内容は本当に正しいのか?
・グローバルエリートとして活躍している人は、
 『神・時間術』的な時間の使い方をしているのか、

という視点で読むと、より一層、深く読めると思います。

結論からいいますと、
思った通りの結果が出て「やっぱり」という感じです。

PRESIDENT (プレジデント) 2018年1/29号
特集「24時間の使い方」
http://amzn.to/2AxgtC6

月刊「プレジデント」、「日経アソシエ」「東洋経済」
といった、月刊ビジネス誌があります。

今日は、
これら月刊ビジネス誌の活用術について
お伝えしたいと思います。

■1 短時間で特定の内容を網羅的に吸収できる

これら月刊ビジネス誌の特徴は、
毎月「特集」が組まれている、
ということ。

そして、その数十ページの内容は、一つの物事を、
多方面の視点からアプローチしていて、
その範囲は網羅的です。

例えば、「人工知能」の特集であれば、
それ1冊読めば、「人工知能」について、
だいたいの知識を網羅的に知ることができる、
というメリットがあります。

一つの特集に関して、5~10人、
場合によっては、20人くらいの専門家が、
監修、取材、インタビューなどで関わっています。

それら専門家は、ベストセラー作家であったり、
大学教授であったり、
あるいは海外のベストセラー作家なども登場、
ものすごい豪華な執筆陣です。
 

■2 コスパがいい

この月刊誌1冊分の網羅的内容を、
自分一人で学ぼうとすれば、
本10冊くらい、読まなくてはいけません。
 
月刊誌は、値段はビジネス書の半分。
読む時間も1時間あれば読めます。

お金は、本10冊買うのと比べると、20倍お得。
時間も、本10冊読むのと比べると、20倍もお得。

もちろん、月刊誌の「特集」から学べるのは、
要点やエッセンスではありますが、
「とりあえず要点やエッセンスを知りたい」という人は、
まずは月刊誌で十分と言えます。

■3 読書カタログとして利用する

月刊誌の樺沢的な活用法ですが、
それは「読書カタログとして利用する」ということです。

特集記事を読んだ時に、
「この辺をさらに深く知りたい!」
「この著者の方のコメントが的確だから、本を読んでみたい」
と、必ず思います。

特集で紹介されている本や、
そこに登場する著者の著書を買って、知識を深めていく。

つまり、
「本のカタログ」「著者のカタログ」ということです。

なので、私が月刊誌を購入したら、そこから
数珠つなぎ的に2~3冊を購入して読みます。

すでに、その本のエッセンス(特集記事)や、
著者の発言(インタビュー記事)を読んでいるわけですから、
そこから買った本が「ハズレ」になることは、
ほとんどありません。

特集記事で、本や著者の「あたりをつける」ことで、
ハズレ本を買うリスクを大幅に減らせます。

ここでまた、お金と時間の節約ができるというわけです。

■4 ビジネスマンのニーズを知る

これもまた、樺沢的な活用法となりますが、
「ビジネスマンのニーズを知る」
ということがあります。

私の場合、
「ビジネスマンやサラリーマンの方は、何を考えているんだろう?」
ということを常に考えます。

「ビジネスマンのニーズ」にマッチした本を出せば、
それは確実にベストセラーになるから。

売れないビジネス書というのは、
「ビジネスマンやサラリーマンが真に欲しいと思わないから」で、
ニーズをハズしているのです。

月刊ビジネス誌というのは、
毎号10~30万部くらいの凄い部数が売れるわけです。

「プレジデント」は、30万部です。

30万部のベストセラーは、年に何冊もあるものではありません。
しかし、月刊誌は毎月です。

それは、
「ビジネスマン、サラリーマンのニーズ」
 彼らの悩み、興味、関心を押さえている
ということの証明でもあります。

つまり、月刊ビジネス誌を読むことで、
「ビジネスマン、サラリーマンの最近の悩み、関心、興味は何か?」
という「ニーズ」を知ることができるのです。

■5 複数の視点を取り入れる

1冊の本をしっかりと「深読(しんどく)」することは、
とても大切なことです。

しかし、1冊の本は、一人の著者によって書かれているため、
「一つの視点でしか書かれていない」ということは、
注意すべきです。
 
複数の視点を取り入れるためには、
何冊もの本を読む必要がありますが、

月刊誌の「特集」であれば、
10名以上のいろいろな専門家の方が、
様々な意見を述べている。

中には、賛同できない意見やメソッドも
あるかもしれませんが、

そうしたことを知ることが
「複数の視点を取り入れる」
ことになります。

自分の好きな本ばかり読んでいると、
知らず知らずのうちに
「偏った視点」になっている危険性もあります。

例えば、以前、
月刊ビジネス誌で「うつ病」の特集がありました。

私は、「うつ病」の専門家でもありますから、
そうした特集を読んでも、
当然、ほとんど知っていることばかりなのですが、
「他の先生は、どう考えているんだろう?」
という興味があるので読んでみるのです。

例えば、「抗うつ薬」一つとっても、
同じ精神科医でも、推進派もいれば慎重派もいるわけで、
専門家の中でも、いろいろ議論がある。

そうした、多彩な視点を、
たった1冊の本から短時間で得られる、
というのはかなりのメリットです。

ということで、
「樺沢流月刊ビジネス誌活用法」
についてお話しました。
 
月刊ビジネス誌というのは、毎月買うものではなく、
これは知りたい、学びたいという「特集」があれば、
積極的に手にとって、学んでいくのがいいでしょう。
 
費用対効果、時間対効果は絶大。
上手に活用すると、あなたの自己成長を大きく加速するはずです。

 



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