書評/映画評

遠慮しない生き方 ~もっと自分をアウトプットしよう!!

他人の顔色をうかがい、
遠慮しながら生きている人が多すぎます。

私の元には、毎日、何十通もの質問が寄せられます。

それらの質問、悩みの中の多いパターンの一つとして、
「〇〇をして、他の人に嫌われたらどうしよう」
というのがあります。

「協調性がある」「和の精神を重んじる」「角を立てない」。

それは、日本人独特の遠慮の「美学」といっても良いかもしれませんが、
以心伝心が通用しない、コミュニケーション下手な日本人が増えて、
さらに「遠慮」とは無用の外国人が増えている今、
「遠慮」をして得する場面は、
とっても少なくなっているのではないでしょうか。

もっと自分らしく生きて良いのです!!

というか、自分を表現し、自分らしく生きるべきなのです。

人の顔色を見て、人の評価基準に照らして、そこに迎合して生きて
幸せになることは、まず無理です。

私の『アウトプット大全』に、
自分を表現するための
コミュニケーション力をアップさせるためのアウトプット術を
多数盛り込んだのも、これからの時代、
自分を表現し、自分らしく生きて欲しいからです。

そうはいっても、他人の顔色を読みすぎて、
ついつい遠慮がちになり、行動に移せないという人は多いものです。

そんな人におすすめの一冊が、
鳥居祐一さんの
『遠慮しない生き方』(サンマーク出版)です。

遠慮しないで生きることは、
決して人に失礼なことではないこと。

「自分らしく生きる」ことを遠慮しない自己表現によって、
お金、幸福、自由が得られること。

そして、具体的な遠慮しない生き方が、よくわかります。

「遠慮しない生き方」というのは、
日本人にとっては「非常識」、あるいは常識を超えた考え方ですが、
欧米人にとっては、「当たり前」の考え方です。

在米生活20年以上で、英語をネイティブレベルで使いこなす
鳥居祐一さんの、経験があるからこそ、
「遠慮しない生き方」という発想が生まれたのでしょう。

私がアメリカ、シカゴに留学したとき、
私の研究室にはスタッフは10名いて、
教授、准教授などインド人が4名。
他に中国人が4名いて、あとは黒人の秘書と私でした。

インド人と中国人というのは、ものすごく押しが強い。

「沈黙」や「遠慮」などしていたら、たいへんなことになります。

黙っていると、相手の都合の良いように丸め込まれます。

常に自分の意見を言い続け、反論することが必須です。

そして、なれてくると、議論で説得すれば、
相手は動いてくれることもわかってきます。

昨今、
日本にも、外国人がたくさん住んでいるし、
我々の職場にも外国人が入ってくるし、
クライアント、取引き相手も外国人が、
まちがいなく増えてくるのです。

そんな時代に、今まで同様「遠慮がちな生き方」をしていては、
たいへんなことになります。

必要なことは、きちんと自己主張すべきなのです!

ただ、我武者羅に自己主張すれば良いわけではなく、
そのバランスや、相手を不快にしないノウハウも、
本書では詳しく紹介されています。

あと本書でとても共感するのは、
本の最後の章で、「情報発信」や「メルマガ」の重要性が
ものすごく強調されている点です。

そして
#自分という情報を遠慮せずにアウトプットする
#「遠慮しない生き方」ができるようになったらアウトプットしよう
#アウトプットがなければ存在しないも同然!

など、「アウトプット」の重要性にも言及されています。

「インターネットにアウトプットするのが恐ろしい」
「インターネットにアウトプットするのが躊躇されます」
という質問もよくあります。

偶然ですが、昨日紹介した動画が
『ネットでアウトプットするのに躊躇します』 でした。

そういう人こそが「遠慮がちに生きている人」であり、
本書が最も役に立つ人だと思います。

もっと、自分をアウトプットしよう!!

『アウトプット大全』を読んでも、
まだアウトプットが躊躇されている方は、
この『遠慮しない生き方』を読んで、
勇気ある一歩を踏み出して欲しいと思います。

『遠慮しない生き方』
(鳥居祐一著、サンマーク出版 )
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