書評/映画評

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー ~20代でアウトローっておかしくないか?

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『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』

 

楽しみにしていた
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』を
公開初日に、映画仲間13人と一緒に鑑賞

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旧作からの小ネタ満載。
旧作のエイリアンも登場。
ドロイドにフォーカスされる展開。
チューバッカとハンの友情。
メカやコスチュームデザインは、最近のSWの中ではがぜんいいし、
いろいろ楽しめました。

 

ハン・ソロのイメージが違うという批判もありますが、
若い頃からアウトローの雰囲気があったらむしろおかしいわけで、
口から出まかせの出たとこ勝負、
やんちゃ者のハン・ソロ描写は共感できました。

 

L3(ドロイド)とランドとの恋愛感情は、実に興味深い。
異人種間恋愛が大好きなディズニーならではの描写といえるでしょう。

 

ジェットコースターのような早い展開はいいのですが、
余情的なシーンがほとんどなく、
「感動」する暇がなかったのは残念

 

また映像の作り込み、とくに暗いシーン(CG)が多くて、
いろいろと雑。やっつけ仕事という感じがしました

 

スター・ウォーズを1年に1本公開しなくていいから、
もっと丁寧に時間をかけて、精度の高い作品を作って欲しいですね。

 

樺沢の評価  ★★★★ (ボチボチです)

 

追伸
ネタバレが含まれていますので、映画未見の方は飛ばしてください。

 



















 

個人的におもしろかったのは、ハン・ソロとベケットの関係。

 

幼い頃に父親を失ったハン・ソロが、
盗賊団のリーダーであるベケットに、「父性」を感じるのか・・・
と期待させるが、「父性」的な描写はほとんどない。

 

ベケットは規範を示さず、
ハンは彼にあこがれるわけでもない。

 

だから、最後にはハンはべケットを、
何の感傷もなく●●のだ。

 

ここがハン・ソロのアウトローたる所以である。

 

アウトローとは、父性や母性の枠組からはずれた存在。
「自分がルール」「自らが規範となる」のだから、
規範を示す父親的存在を必要としない。

 

もちろん、だから父親にもなれない。
ハン・ソロの息子カイロ・レンが、
全く尊敬の念をいだかなかったのは当然のことで、
アウトローたるハンは、父親失格であるから、
カイロ・レンが暴走したといえる。

 

そんな、細かく見ていくと、意外とよくできている映画だったりする。。

 

 

 

 

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