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「文学YouTuberベル」さんが語る『アウトプット大全』

正直、感動しました!!

「文学YouTuberベル」さんに、『アウトプット大全』を紹介してもらいました。

何人かの友人から、「『アウトプット大全』がベルさんに紹介されていますよ」と言われていたのですが、
先程、その動画を見ました。  

正直、感動しました!!

自分の本を、ここまで深く読み込んでいる人がいた!
という感動です。  

みんな私の本をしっかり読んでいると思いますが、
そこからの気付きを「アウトプット」で表現しないと、
他の人には伝わりません。  

彼女の15分の動画、「樺チャンネル」同様、
「間」を全てカットした編集になっているので、
30分くらいの情報量が詰め込まれています。  

今回のこの動画を見ると、
『アウトプット大全』のおもしろさのツボというのが、
自分が意図したものと微妙にズレている点が、とても新鮮でした。

人によって、「おもしろ」ポイントというのは、かなり違うのですね。  

本書の特徴(問題点?)として「キャラが強い」というのが、
指摘されていたのには笑いました。
 

実は、『アウトプット大全』の第2章までを書いて、
編集者に送った時点で、「キャラが弱いので、
もっと自分の実例を入れてください」という指摘があったのです。  

私は、「大全」というタイトルから、
「事典」というか、客観的な無機質な本をイメージしたのですが、
「それでは、つまらない」という編集者の指摘もあって、
「キャラが強い」本に方向転換した、という経緯があるのです。

ノウハウをまとめた本はたくさん出ています。
しかし、紹介しているノウハウを、全て自分で実践して、検証しているのか?
というと、ほとんどの人は、やっていない。

私は、『アウトプット大全』で紹介した、
80のノウハウを、全て自分で行動して、検証して、データもとっています。

それを全て掲載すると、かなりウザい本になるので、
本来書きたいことの2、3割くらい自粛して書いたのが『アウトプット大全』で、
そのバランスが絶妙だからベストセラーになっているのでしょう。  

途中で方向転換した。そういう、ある種の微妙なバランスのゆらぎを、
ベルさんが見事に感じとって指摘していた点には、驚かされました。  

あと、アウトプット術がアナログすぎる、という指摘。
おもしろいですね。
 

実は、最新の方法や最新のツールも全て試してるのです。
ザックリ言うと、「便利」=「記憶に残らない」。
「不便でたいへん」=「圧倒的に記憶に残る」。

「不便なほど記憶に残る」という法則があります。  

樺沢が発見した法則ですけどね(笑)。  

私の最新のアウトプット術も、
これからいろいろな場所で公開していきますけど、
あまりにもアナログすぎて、みんな笑っちゃうと思います。  

だから、ベストセラーを出せるのです。
誰も、考えつかないことを、発想できるのです。  

アナログこそが、創造性の源。
効率化は必要ですが、効率化するほど記憶には残らない。
事務作業は徹底効率化するべきですが、
「クリエイション」に関しては、アナログ化して、
徹底的に面倒で不便にした方が良い。
 

脳は苦境に陥らないと、本気を発揮しないから。  

脳を甘やかすと、退化するだけなので、
その点は注意した方が良いと思いますよ。
ベルさん。  

それにしても、クオリティの高い動画です。
最初の1分で良いので、見てください。
https://youtu.be/rOCZCqcub6o

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