中国、滞在3日目。
一日でもの凄い数の経験をした。
詳しく書ききれないので、さりあえず「メモ」形式で、
自分の気づきをシェアします
#無人コンビニでお買い物体験
無人コンビニって、万引き対策は大丈夫?
と思うが、全商品にICチップがついていて、会計せずに店内に持ち出しできない
仕組み。うまくできている。日本でも流行るのか?
誰がどうやって、商品の補充をするのか?
あまりにも売れすぎると、商品の補充が間に合わない気もする。。
日本でも無人コンビニは流行るだろうか?
駐車上でトラック一台分くらいのスペースがあれば出店できるのはメリット。。
都心よりも、郊外、過疎地向きのモデルかもしれない。
#フェリーターミナル
深センから、香港空港まで、フェリーだと、たったの30分で行ける。
空港と完全に、直結。
フェリーターミナルで、飛行機のチェックインと出国手続きができて、
フェリーは、空港内の出国手続きをした後のエリアに横付けされる。
香港空港から、深センに行く場合、フェリーがとても便利なようだ。
ちなみに、フェリーターミナルというが、その規模とイメージは、
普通のエアポートと完全に同じである。
#無人食堂「未来商店」でお買い物体験
24時間営業の食堂。
ドリンク、ラーメン、スナックなどの軽食が食べられる。
店内は無人。スマホで注文し決済すると、扉から商品が出て来る。
SF映画のようなシステム。
バックヤードは、どうなっているのか?
扉の後ろに、「人」の姿が見えた気がするが、気のせいか(笑)。
#深センの街の空気はきれい(驚)
深センの街に「排ガス」感は全くなし。
東京よりも空気はきれいな印象。
バスとスクーターは、完全電気自動車。
タクシーも4割は電気自動車。
中国で最も電気自動車率の高い街が深セン。
#老街
老街という名前だが、日本だと「渋谷」か「原宿」のような若者の街。
小物、雑貨のゴチャゴチャした店が集結している。
いわゆる「中国」らしい、一角。
というか、他の地区が非常に洗練されているのだ。
買い物を楽しむ。
iPhomeのライトニング/USBのケーブルが、160円だった。
日本だと、やたら高いが、誰が利益を抜いているのか?
原価は、数十円ということか。
#「シェイク・シャック」を真似たパチもんバーガーでランチ。
あまり期待しなかったが、意外とおいしい。
値段的にはマックと変わらないので、マックよりもコスパは良い。
中国とえば「真似る」「コピーする」のイメージだが、その精度の高さ驚く。
#美術村
アーティストたちが集まる巨大な一角。
基本、「模写」の店が多い。
名画の模写を描いて売っているのだが、
その模写レベルの高さは驚嘆に値する。
値段は、日本円で5~7万円くらいから。
レストランなどで飾る店も多く、需用は多いらしい。
模写をしながら、オリジナルの絵画を描いているアーティストもいた。
模写を描いて生計を立てながら、オリジナルの作品でアーティストとして
認められようと、夢を目指す。
とても、いいシステムだと思った。
#深センがきれいな理由
深センにはゴミが落ちていない。
東京以上にキレイで驚いた。
すると、チリトリを持ったおばさんが、ゴミを掃除していた。
ディズニーランドみたいに。
オレンジ色の「深センOO」と書かれたベストを着ていた。
深セン市の委託業務なのだろう。
つまり、掃除しているからキレイだった、という当たり前の結論。
地方自治体の予算、やる気次第というわけだ。
#ウイスキー・バー
ホテルのそばに、ウイスキーバー「Whisky Life」という
店があったので行ってみた。
あまり期待しなかったが、本格的でびっくりした。
まずはカクテルで、バーテンの腕前を見るが、所作も慣れたもので、
しっかりとした技術を持っている。暇な時は、ロック用の「丸氷」を
カーブしていて、本格的なバーの雰囲気。
完全なるウイスキー専門店。
カクテルも、ウイスキーベースのみ。
ウイスキへーはオフィシャルのみだが、
80種類ほどのシングルモルトが揃う。
壁に10メートル近く積み上げられたウイスキーのホドルは壮観である。
値段は、アードベッグ1杯が1200円。日本のバーとほぼ同じくらいなので、
中国としては、かなり高級店と思われる。
雰囲気がとてもいいので、深センに来たら、また来たい店。
#MUJI HOTEL
「無印良品」が、ホテル業界に進出。
その第1号店が「深セン」。
近く、日本の「銀座」にもできるらしい。
コンセプトは、ゴージャスじゃないが、チープでもない。
無印良品の製品がいたるところに、使われている。
天井が高く、部屋も広々としている。
宿泊費15,000円で、
ソファーもついた、セミスイートに近い広さ。
かなりリーズナブルに感じた。
さすが、「無印」。
朝食は、料金に含まれ、無印良品のカレーも食べられた。
値段以上の価値を感じる。好印象。
1日で、これほどの体験。
物凄い充実感。
結論から言うと、深センは「未来」に向けた実験都市の
ような側面がある。
そこには、間違いなく「とりあえずやってみる」という文化がある。
日本は、「前例がないので無理」という文化である。
日本の大企業は、法律や安全基準などが、
全て整わないとスタートできない。
それでは、新しいことにチャレンジすることは不可能である。
日本が、中国に最新テクノロジーとの戦いで負けるのは当然である。
深センの平均年齢は、32歳。
20代、30代の若者がほとんどの街。
一旗揚げようと、周辺の「省」から深センに来ている。
チャレンジ精神の塊のような人たち。
そして、それを応援する文化、あるいは「スタートアップ」「ベンチャー起業」を
支援するビジネスの基盤がある。
日本も、「とりあえずやってみる」文化や
「チャレンジする人を応援する」文化を取り入れないと、
日本の未来はないように思う。
そんなことを気付かされた、中国、深センの1日。