書評/映画評

伝わる感想文の書き方〜『ムダにならない勉強法』感想1

先日開催しました『ムダにならない勉強法』感想キャペーン。
なんと300名以上の方に感想をお書きいただけました。

その特典8として、
樺沢の心に響く感想を書いてくださった3名を
食事会に無料招待する。というのがありました。

その結果発表をします。

『ムダにならない勉強法』感想キャペーン
食事会当選者は







橋本香里さん。
山口朋子さん。
森神佑希さん。

以上、3名です。
今回、感想を書いていただいた300名のみなさんに、
心から感謝します。

本当にありがとうございました。

さて、食事会に当選した3名の方は、
どんな感想文を書いたのか?

興味のある方も多いと思います。

ということで、今日から、一人ずつ、
感想文を全文、紹介したいと思います。

まず本日は、橋本香里さんの感想です。

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人生の必勝法が書かれている社会人の教科書
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この本は、「大人の勉強法」について書かれている
「社会人の教科書」と呼べるものです。

「学生の勉強」と「社会人になってから必要な勉強」は全く違います。
特に大きな違いとしては、学生の勉強には教科書がありますが、
社会人の勉強法が書かれている教科書はありません。

この本には、社会人の限られた時間の中でムダなく勉強ができ、
「仕事の結果」と「自己成長」につながる「勉強法」が書かれています。

この本には多くの勉強法が紹介されておりますが、
特に印象に残った3つの勉強法と気づきを紹介します。

1. 守破離勉強法

まずは基本を徹底的に真似て、しっかりと習得する。
次に基本を踏まえたうえで、他の方法やいろんな方法を試してみる。

(気づき)
私は色々不器用で、何をしても人の何倍かの時間がかかり、
飲み込みも悪いです。それも元々の能力的なものだと思っていたのですが、
そうではなかったことがわかりました。

私は今まで「守」(基本)を疎かにしてきたから結果が出なかった。
つまり、今からでも「守」からしっかり学ぶようにすれば、
どんどん成長できる。

もう、成長しない自分に悩むこともなくなるのですね。
結構深刻な悩みだったのですが、
私はやっと暗闇から抜け出せたような気持ちになりました。

2. 2の10乗の法則勉強法

「基本」というのは、全部やって「基本」として成立する。
つまり、全部やらないと上達しない。

基本が10個ある場合、2個だけ学んだ人は2の2乗で4の結果を出し、
3つ学んだ人は、2の3乗で8の結果を出すというように、
10個学んだ人は、1024の結果を出すイメージである。

(気づき)
こちらもかなり印象的でした。
私は根性がなく、飽きっぽいため、何か基本的なことを勉強しようと
参考書を読んでも、少し理解するとすぐに読むことをやめてしまい、
全部読まなかったりします。

このため、いつまで経っても上っ面しか理解していなかったりして、
肝心な時に人に説明できなかったりする役立たずになることが
多くありました。

基本を沢山学べば学ぶほど、
どんどん少ない労力で多くの結果を出すことができるようになるのですね。
これからはもっと基本を大切にします。

3. 今を生きる勉強法

「続ける」ための、「究極の奥義」は、「続ける」なんて考えないこと。

(気づき)
私の勉強法の悩みとして一番大きいのは、
やはり全く続けられないことです。

成果が出ない大きな理由として続かないことにあります。
これは、以前からのかなり重症な症状で、3日坊主ならまだしも、
ほとんど1日坊主だったり、やらなくても何もペナルティーがない
ものに関しては、「やる予定です」と公言しても結局やらなかったりします。

必ずやらなきゃいけない課題などは、
ゴールから逆算してスケジュールを組んで、
「今日こそはちゃんとやらなきゃ!嫌だなぁ?」と
毎日毎日イライラを募らせても
ギリギリまでやらないことが多々ありました。

しかし、私はこの「今を生きる勉強法」で、
勉強することに対するハードルがぐっと下がりました。
とりあえず、「今」だけに集中します。

この本は、成長したいと思う社会人の人に特にお勧めです。
現在のやる気や実力は全く関係ありません。

どんな人でもこの本をきちんと読んで実践すれば、確実に成長できる。
確実に自分を引き上げて貰える本だと思いました。

本の内容を実践して、もっともっと成長していきたいです。

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この感想文のどこがよかったのか?

それは、300通の感想文の中でも、
ダントツにわかりやすく、シンプルで簡明にまとめられており、
さらに自分の変化。自己成長のビフォー&アフターが
書かれているからです。

これを読書感想文、書評のフォーマットとして採用したいほどです。

≫最初に全体を要約する内容を一文で伝える

≫その内容を説明する「イントロダクション」

≫3つの気付き

≫さらに、個人の体験、考え方の変化を明記

≫最後に「まとめ」

という、非常にわかりやすいフォーマットで書かれています。

なぜ本を読むのか?
それは、「自己成長」のためです。

つまり、本を読む前と読んだ後で、
自分の中で何かが変わっていないといけないのです。

脳のニューロンネットワークが、
つなぎ変わっていないと本を読む意味がありません。

それが、橋本さんの感想では、
「本を読む前の自分」と「読んだ後の自分」が
わかりやすくビフォー&アフター形式で書かれていました。

きちんと本を読んでいる。
しっかりと「気付き」を得て、その瞬間に「自己成長」している。

それが、感想文を読む側にも伝わってくる。
素晴らしい感想だと思います。

素晴らしい感想を書いてくださり、
本当にありがとうございました。

この感想を読むと、「読書」とは何かが、本当によくわかります。

本を読んだら、「読む前の自分」と「読んだ後の自分」で、
何が変わったのか?

ビフォー&アフターを意識することで、
あなたの「自己成長」がしっかりと意識化できて、
さらに「自己成長」が加速すると思います。

追伸
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