今日から3日間。
関西の書店を周り、『アウトプット大全』をアピールしています。
本日は、新大阪と神戸の書店9軒を回りました。
1日でこれだけたくさんの書店を回ると、
いろいろとおもしろい発見があります。
最近、どんな本が流行っているのかが、よくわかります。
(1)アウトプットブーム。
(2)「大全ブーム」。
『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』や『GAFA』のような骨太、重厚本と
(3)『アウトプット大全』『メモの魔力』のようなわかりやすい、読みやすいビジネス書の 二極化。
(4)教養ブーム。学びブーム。
ありとあらゆるジャンルの教養本が出ていてビックリしました。
ここまでは、どんな著者、どんな編集者でも容易にわかるのです。
凡庸な著者、凡庸な編集者は、
「アウトプットが流行っているから、アウトプットの本を出そう!」と 思うわけですが、
同じことを考える凡庸な著者、凡庸な編集者が多いものですから。
6ヶ月後には、アウトプットの本が山ほど出ていて、
レッドオーシャン化しているうえに、 読者も飽き飽きしている。
アウトプットの本だけ、10冊読む人は、まずいないので、
そこには不毛の荒野が広がっているだけです。
ちょうど、数日前、”「ノート術」を書いてください”
という出版依頼をいただきましたが、
0・1秒で断りました。
アウトプットブームで、『メモの魔力』が売れているから、
『ノートの魔力』的な本を出せば、売れるだろう!!
絶対に売れないでしょう。
今、書店にそれが並んでいれば売れるでしょうが、
6ヶ月には、読者は凡庸なアウトプット本には、
食傷気味になっているはず。
では、どうすれば良いのか?
どんな本が売れるのか?
あるいは、どんな本を読者は読みたいのか?
6ヶ月後に、この書店の棚にどんな本が並んでいるのかを予測する。
本を書き始めてから、できあがり、発売されて書店にならぶまでに、
6ヶ月ほどかかるからです。
それを正確に予想できるのなら、
他の本との圧倒的な差別化が可能となり、
売れる本ができる、というわけです。
では、6ヶ月後には、どのようなムープメントが起きているのか?
はい、今は言えません。
しかし、8月発売の樺沢の次回作を読むと、ハッとするはずです。
「その手があったか!」
「それ、ちょうど知りたかったんだよね!」
と、あなたに言わせたい。
出版とは、心理戦。
不特定多数の非常に漠然として「大衆」の心理を
どこまで読み切るのか。
難しいからこそ、的中した時に喜びは大きい。
出版は楽しいですよ。
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