『言語化の魔力』の感想を書いてくれた人に
豪華プレゼント!! という感想キャンペーン。
11月20日に締切りまして、時間がかかりましたが、
ようやく審査が終了しました。
応募総数130名。
最優秀賞【食事会】の3名
優秀賞【『言語化の魔力』名言Tシャツ】20名
奨励賞【『言語化の魔力』ノート】50名
それでは、当選者の発表です!!
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おめでとうございます!!
※最優秀賞【食事会】の3名 (名言Tシャツもプレゼント)
ダイダイさん
ずけどんさん
ほどぼちさん
※優秀賞【『言語化の魔力』名言Tシャツ】20名
★スヤさん
★浅野 高さん
★蒼野 健造さん
★さくちんさん
馬場 猛さん
Chie Ishikawaさん
エリーさん
あきこさん
荒井 麻里江さん
あーもんどさやさん
久松 紀子さん
まあき ゆりさん
NANANAさん
大野永紀子さん
なつきさん
井狩 和大さん
佐藤 由希恵さん
みぽりんさん
ほりもぐさん
蓬莱梨乃さん
★マークの付いている方は、最終選考に残った方。
ほぼ、「最優秀賞」水準の感想でした。
※奨励賞【『言語化の魔力』ノート】50名
・申込時のメールアドレスへのご連絡をもって、
発表と代えさせていただきます
以上です
「最優秀賞」の方には、メールまたはFacebookメッセージで
「樺沢紫苑事務局」より食事会についてご連絡いたします。
「優秀賞」「奨励賞」の方には、メールで連絡を差し上げますので、
名言Tシャツ・魔力ノートの発送先住所連絡してください。
受賞された「感想文」は、
メルマガで順次、紹介していきます。
【講評】
毎回、回を重ねるごとに、応募者のアウトプット力が向上しています。
今回の感想文は、過去最高水準に激戦となりました。
「自己開示」の重要性については、
私の本の中でも度々、述べていますが、
今回の感想キャンペーンの最優秀賞の受賞者は、
勇気を持って、かなりの「自己開示」をされたと思います。
と同時に、文章力、アウトプット力もしっかりとしていて、
普段からブログやSNSでの情報発をされているな、
という「上手さ」を感じさせるものでした。
わかりやすく伝えることは、とても大切ですが、
簡単ではありません。
普段からブログやSNSに文章を書いている人は、
文章力が研ぎ澄まされていくのが、
今回の受賞者の感想を見ると、よくわかります。
今回は、最優秀賞の受賞者
ダイダイさんの感想を紹介します。
▽ ▽ ▽ ここから ▽ ▽ ▽
<最優秀賞:ダイダイさん>
「命を守る 言語化の魔力 」
「ああ、この本と2年前に出会っていれば
あいつの命を守れたのだろうか・・・」
そう悔やんでいる自分がいる。
悔しくてしかたない。
それでも前を向いて生きなければならない。
そう思える、そんな本でした。
精神科医で作家の樺沢紫苑先生の最新刊
「言語化の魔力」を読み終えたので感想を書いていきます。
この本を読めば多くの人の「悩み」が解消され、
日々を幸せに楽しく暮らせる力を手にすることができるだろう、
そう確信させてくれた本書。
今までの樺沢先生の本は
「アウトプットしよう、行動化しよう、毎日を楽しもう」という
思いが込められていました。
今回の本は今まで書かれた本の中でも
実践しやすい、最もハードルの低いコトについて書かれています。
それは「言語化」です。
要は自分の想い・悩みを話す、書くといった
言語に置き換えることで解消しよう
という画期的な試みになります。
自分の想い・悩みを言語化するとその多くが少しずつ解消する。
例えるなら、
マイナス10点だったものがいきなりプラス10点になるわけではありませんが、
少しずつマイナス9点やマイナス5点になって
いつの間にかプラスマイナス0、プラス2点へと好転していく、
そんなイメージです。
悩みを減らし、幸福を増やすそんな方法について書かれています。
さて、この本を読んで一番感銘を受けたのが
「言語化してガスを抜けば自殺を防げる」と
いうことです。
ガス抜きとは自分の辛い、苦しいといったネガティブ感情を
そのままに話すこと。
ガス抜きを行うことでストレス、ネガティブ感情を解消されるのです。
このことを知り、わたしは
「ああ、あの時にこのことを知っていれば・・・」
と衝撃を受けました。
あの時とは2年前、姉が自ら命を絶った時のことです。
その時、わたしはなぜ姉が死なねばならなかったのか、
どうしてそんなことをしたのか謎でした。
しかし、ガス抜きの重要性を知ってはじめて
2年間に及ぶ謎が解明されたように感じました。
姉はガス抜きができなかったから、
ストレス・ネガティブ感情に流され自殺してしまったのだろうと。
あの頃、姉は精神疾患で入院していました。
当時、コロナ禍でその病院は面会拒絶状態でした。
いつもならわたしや母が面会して、
たわいの無い話をしながら姉と愚痴を言い合ったりして
ガス抜きができていたのでしょう。
しかし、その時は数ヶ月前から姉とは
ろくに話す機会がありませんでした。
一人病院にいた姉はどういう心情だったのでしょうか?
親しい誰かに自分の胸の内を明かすこともできず、
ただ孤独に毎日を過ごしていたのでしょう。
だから、突然自殺を図り帰らぬ人となったのです。
ガス抜きさえできていたなら、
あんな結果に至らなかった、ただ話を聞いてあげられていたら、
姉と今でもアニメや漫画の話をしていたかと思います。
ただ、誰かと話をする、
そんな些細なことで尊い命を守れたのかもしれません。
わたしはこのことを知って
「言語化」の重要性をはっきり理解しました。
また、言語化することの大切さを知った出来事があります。
それは、姉が自殺してそのショックで
わたしは三日三晩泣き腫らしていた時のことです。
姉が亡くなり、葬儀がすんだ頃のわたしは
とんでもないストレスとネガティブ感情に翻弄されていました。
「なんで、なんで・・・」
そんなことを戯言のように
呟きながら部屋の片隅で泣いていました。
25年間共に暮らした家族を失った悲しみと
やるせなさはわたしを苦しめました。
わたしはその時の苦しさから逃げようと
ふっと親友に電話をかけました。
「どうした?」
という親友の声を聞き、
わたしはたまらなく心に溜まった想いを吐き出しました。
姉が死んでしまったこと、後悔、悲しさ、寂しさ・・・・
その親友はただ黙ってわたしの嗚咽を聴いてくれました。
そして最後に「苦しかったね」と友人が慰めてくれました。
その時、わたしは不謹慎だとは思いながら、
姉を亡くした痛みが和らいでいくのを確かに感じて泣きました。
わたしのなかの悲しみが親友との会話の中で
確かに言語化され解消されたのです。
この時の経験からわたしは
自然とストレス解消やネガティブな感情が心の中に現れたら
誰かに話す、文字に書いてみるというガス抜きを
自然と行うようになりました。
この本に書かれたことは
わたしの経験からしても正しいと思います。
「言語化する」ことで救われる命は確かにあるのでしょう。
著者の樺沢紫苑先生は精神科医として
「自殺の予防」に力を入れています。
そんな人だからこういう「人の命」を救う方法を
言語化できたと思います。
この本は今悩みに苦しまれている人、
その周りにいる人それぞれの人に間違いなく
「救い」をもたらしてくれるでしょう。
少なくともこの本が世に広まれば
わたしのような経験をする人は減るのでは無いかと思います。
ただ、自ら命を断つ人がいなくなる世界、
そんな世界をつくるためにこの本は生まれたのだろうと確信しています。
ぜひ、悩みを持つ多くの人々に読んでいただきたい本です。
△ △ △ ここまで △ △ △
自らの苦しい体験と向き合い、
それを「言語化」して書き上げた感想文。
魂を揺さぶられました。
ダイダイさんのブログはコチラから
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