書評/映画評

花まんま ~泣けた!

映画『花まんま』

超ベタで、単純なストーリーですが、
めっちゃ泣けました。

 
お客さんがたくさん入った会場内には、
鼻をすする音が響きました。
 
心理学的に見れば、「喪の作業」の話。
 
『片思い世界』にも通じますが、
大切な人の死を受け止め、
受容するのは簡単ではありません。
 
時間がかかるのです。
 
それは時に10年、
20年かかるかもしれない。
 
簡単ではないけども、
どこかでそれを受け入れて、
前に進んでいくしかないのです。
 
キャラの濃い俳優がたくさん出ていますが、
最後まで見ると、それぞれの良さを活かした
キャスティングになっていると、
腑に落ちます。
 
クライマックスのセリフだけが
何分も続くシーン。
ここをわざとらしさを感じさせず、
演じきった鈴木亮平の演技が良かった。
 
主人公の幼なじみを演じた、
ファーストサマーウイカの存在感が凄い。
グッと引きつけられた。
 
ものすごいシンプルなストーリーですが、
だからこそ演じるのが難しく、
それでいて「泣ける」作りになっているのは、
簡単そうで、非常に難しいと思う。
 
泣ける映画が見たい人には、
オススメです。

『花まんま』樺沢の評価は・・・・・・★★★★ (4・4)

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