子どもが将来、経済的に困らないために
「一流大学を出て、一流企業に入って欲しい!」
という親は多いはず。
しかし、
仮に一流大学を出て、一流企業に入っても、
お金持ちになれるとは、限りません。
無駄遣いをしてしまったり、
投資に失敗したり・・・。
お金や財産を失う人は、たくさんいます。
子どもが将来、
経済的に困らないために、最も必要なことは
「マネーリテラシー」です。
マネーリテラシーとは、
「お金の知識や判断力、それらをうまく活用する能力」
のことです。
学校では教えないので、
親が教えないと、
大人になるまで学ぶ機会はないでしょう。
ですから、
「お金とは何か?」
「お金の使い方?」
について、親が教えないといけないのですが、
親自身がマネーリテラシーがあるのか?
というと、ない人がほとんど。
もし、十分なマネーリテラシーがあるのなら、
それなりの資産を形成しているはずですから。
じゃあどうする?
ということで、お勧めなのが、
『母が子に伝えたい大切なお金と社会の話』
(櫻井かすみ著、Gakken)です。
貯金ゼロから純資産一億円にでてきた元貧乏ママ&
小学校教員の免許を持つ
櫻井さんだから、こそ書けた本。
「母が子に伝える」という前提で書かれていますが、
親も「お金」について勉強しながら、
子どもにわかりやすく伝えることができる。
無理なく、子どものマネーリテラシーを
育てることができる!
という良書です。
前半では、「お小遣い」の金額はいくらにする?
貯金はした方がいい? しなくてもいい?
お年玉の使い方は?
という、今すぐに親子で相談したい、
非常に身近な内容が。
後半には、
「なんで働かないといけないの? どう働くのがいいの?」
「貯金だけじゃダメなの? 投資ってそんなにいいものなの?」
「税金は払わないといけないの? 税金は何をしてくれるの?」
「お金に強くなるために、今からでもできることは?」
といった、
深い内容を網羅しています。
子どもに「答えを教える」のではなく、
「一緒に考える」ということが重要。
そんな「一緒に考える」素材として
使いやすいように、
「TO DO(すべきこと)」や
「例」がたくさん示されています。
私が共感したのは、以下のくだり。
お年玉は貯金した方がいいのか?
についての回答。
仮に全額渡して、子どもが全額使っても、
私はそれでも良いと思います。なぜなら、人は自分で経験した失敗を通じて
学んで行くからです。
私の『19歳までに手に入れる7つの武器』に
書いてありますが、
「自分で考え、自分で決断し、自分で行動する」
のが、生きる力です。
そのためには、ただ教える(インプット)だけでは
ダメで、失敗をフィードバック(修正)しないといけない。
本書は、
「子どもに対する最善の答え」を
書いているのではなく、
「子どもに考えさせる」
「子どもに体験させる」
「子どもと一緒に考える」
前提で書かれていますから。
ですから、単なる「知識」ではなく、
本質的なマネーリテラシーが身に付く
と言えるでしょう。
最近は、メールやSNSを見ると、
フィッシングメールや投資詐欺の
広告であふれています。
あなたが、そして「あなたのお子さん」が
こうしたトラブルに巻き込まれないためにも、
最低限のマネーリテラシーを身に付てほしい。
本の価格、
たったの1,760円の投資で、
将来の何百万円の損失を防げる。
あるいは、
数千万円の資産形成に役立つ。
と考えれば、
これほど、有益なお金の使い方は
ないでしょう。
Amazonでの購入は、
『母が子に伝えたい大切なお金と社会の話』
(櫻井かすみ著、Gakken)

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