書評/映画評

子どもの突然の病気にパニックにならない 知識は「備え」になる!

子育てあるある。
 
子どもが発熱した!
 
あわてて病院に連れて行くと、ドクターから
「家で様子見て。こんな軽症で病院に来ないで」
とおこられる。
  
次に発熱したときに、すこし様子を見ていたら、
呼吸がひどくなってきて、
あわてて病院に連れて行くと、
「なんでもっと早く連れてこないの」
とおこられる。
 
どのタイミングで病院を受診すればいいの?
そもそも、「様子見る」って、何をするの?
普通の人は、わかりません。

何度も、病院を受診したり、
1人目の子育てを終わったら、
なんとなくわかるかもしれませんが、
子どもが生まれてすぐに知っておきたい
重要な知識です。
 
これらの、子どもの病気やケガに対する、
様々な疑問にみごとに答えてくれるのが、

 
『パパ・ママが自宅でできる
子どもの病気とはじめてのホームケア』
(築紫悠著、総合法令出版)

です。
 
子どもの「発熱」や「咳」「嘔吐」「下痢」など、
症状が出たときに、まずすべきこと。
家族が家ですべきこと、できること
=ホームケア
が、よくわかります。

 
どこまで様子を見るのか。
どんな症状が出たら、病院受診なのか。
その基準が、非常によくわかるのです。
 
子どもが、突然、病気や怪我をしたときに、
まずすべきことは、何でしょう?
 
病院へ連れていく。
→ 違います。
 
本書では、背表紙に
「まず、深呼吸。」
と書かれています。
 
まず、親が落ち着くこと。
冷静になって、今できるホームケアを
一つ一つやっていけばいいのです。
 
昔は、「家庭の医学」という本が、
一家に一冊あって、
「病気かも」と思った時に読むと、
「まずすべきこと」や、
どの科を受診したらよいのか、
というアドバイスがわかりやすく書かれていました。
 
現在は、ネットがあるから、
そうした「病気や怪我の緊急対応の本」
というのは、ニーズがなくなり、
かなり減ってしまった。
 
しかし、子どもが急に具合が悪くなったときに、
冷静にスマホで検索できる親が、
どれだけいるのか?
 
また、サイトによって、
書いていることが異なったりすると、
判断に迷う。
余計に、不安が増える場合も・・・。
 
本書は、子どもに特化した
わかりやい「家庭の医学」です。

 
小さなお子さんをお持ちの家庭には、
一冊常備しておくと、心強い一冊です。

  
そして、病気やケガをしてからではなく、
その前に予防的に読んでおくことで、
いざという時に、
パニックにならないですむでしょう。
 
著者は、小児ICU看護師の築紫悠さん。
監修は、小児科専門医の窪田満医師。

 
普通は、こうした「病気の対処法」は、
ドクターが執筆するものですが、
看護師目線で、
「医療にかかる前にできること」
「とりあえず、今、できること」
にフォーカスして書かれています。

 
「細やかなケア」の視点は、
ドクターにはなかなか書けない。
ありそうでない、本になっています。
 
子どもの健康こそが
親の最大の願いだと思いますが、
そのために勉強したり、本を読む方は、
なぜが、非常に少ないです。

転ばぬ先の杖。
小さなお子さんをお持ちの家庭には、
一冊常備しておきたいですね。

『パパ・ママが自宅でできる
子どもの病気とはじめてのホームケア』
(築紫悠著、総合法令出版)

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