映画『サンダーボルツ*』を観賞。
マーベルにしては、おもしろい。
と言うと、マーベルファンには叱られそうだが、
実際、そうだから仕方ない。
「ヒーロー」ではなく、「負け犬」。
「強さ」ではなく、「弱さ」にフォーカス
している点が、いい。
本作の自分の弱さ。
自尊感情のなさ。
昔のトラウマ。
そして、ユング心理学のシャドー(影)が、
実際に「影」のように描かれているのがおもしろい。
その影の世界での戦いは、
自分自身との心の戦いになる。
力と力のぶつかり合いは、
映像的に描かれ尽くされているので、
もはや驚かない。
心の迷宮のような心理戦を
メインパートにもってきたのはよかった。
誰でも心に傷を持っている。
誰でもトラウマはある。
それを乗り越えているようで、
やはり乗り越えられずに、強がって。
あるいは、「強い」ふりをして、
生きている人がほとんどなのかも・・・。
マーベル的には変化球的な作品なのだが、
天邪鬼の私としては、
こういう作品にこそ、共感できるし、
素直に腑に落ちる。
『サンダーボルツ*』樺沢の評価は・・・・・・ ★★★★ (4・2)
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