『ムダにならない勉強法』感想キャペーン。
感想文、ベスト3を発表しています。
三人目は、山口朋子さんの感想です。
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「ムダにならない勉強法」は、自己成長のための本でした!
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この本には、私が普段考えていて、
答えが出なかった疑問への問いが随所に書かれていました。
大人になってからの私たちが、
わざわざ「勉強」しようと思うことは少ないかもしれません。
でも、「勉強」というのは、
自分が本当にしたいことに到達するための手段であり、
目的ではないですよね。
本当にしたいことは、仕事で成果を出したい、とか
資格を取得して、新しい人生を踏み出したいとか、
知的好奇心を満たしたい、とか、
つまりは「自己成長」したい、ということだと思います。
この本は、「自己成長するにはどうしたらいいか」
という問いへの答えが、書かれています。
私は600名以上の主婦の起業を支援してきましたが、
私の主な仕事のひとつが、
その方の「適性」を見極め、その才能を伸ばすための
お手伝いをすることです。
人には、生まれつき何かに向いている性質があります。
これは、誰でも持っています。
自分が心の底から楽しいと思えるものが適性で、
適性のある人が膨大な努力をすると、
それが「結果」になると著者は言います。
私もまったくその通りだと思います。
私も、インターネットビジネスは、何時間でも
飽きずに続けることができ、楽しくやっていたら
いつの間にか結果が出ていました。
そこに努力という言葉は存在しないのです。
楽しいことをやっていただけなので。
でも、それこそが、私の「適性」だったのです。
「適性」×「努力量」=「結果」です。
いろいろなことにチャレンジすることで、
適性は発見できます。
そのために、勉強や練習はあるのですね^^
また、私は子どもの頃から本を読むのが好きで、
小学校から高校まで、学校の図書館に入り浸っていましたし、
家族と外食をする時にも、本を手放さず、
よく親に怒られたものでした。
今でも自宅の各部屋には読みかけの本、
カバンの中にも必ず本かKindleがあり、
お風呂でも本を読む習慣があります。
でも、本人は、勉強している、とか
本を読まなければという意識は少しもなく、
ただ「読みたくて」本を読んでいるのですね。
「ムダにならない勉強法」でも、
「やらされ感」は、勉強の最大の敵と書かれています。
だから、「勉強しよう!」と思ってはいけないのです。
勉強が、「楽しい」ので、「やりたくてしょうがなくなる」
状態になると、全てがムダなくうまく回り始めるのです。
勉強が好きになると圧倒的な効果が出るので
どうしたら、勉強が好きになるか知りたいですよね?
本書では、5つの方法が紹介されています。
(1) 勉強好きの友達に聞いてみる
(2) 身の回りの専門家の声に耳を傾ける
(3) 勉強好きの有名人の本を読んでみる
(4) 勉強好きの有名人に会いに行く
(5) 学びのコミュニティに所属する
この本の著者の樺沢紫苑さんは、「ウェブ心理塾」
という講師や著者を目指す人向けのコミュニティを
8年間運営しています。
私は、その塾の初期メンバーで、今もコミュニティに
在籍しています。
ウェブ心理塾にいて、一番よかったことは、
まわりの友人がどんどん本を出版するのを見て、
当たり前のように、自分も出版できると思ったことです。
自分の環境を変えることで、自分のスタンダード
(当たり前だと思うこと)が、ぐっと上がったのですね。
そして自然な流れで1冊目の出版をし、
仲間に応援されて、3冊の本を上梓するまでになりました。
もし、私が今でもママ友とだけ話すような環境にいたら
一生、出版したいとは思わなかったと思います。
変わりたければ、人間関係を変える
(コミュニティに所属する)のは、
手取り早い方法なのですね。
そして、私自身、10年以上、ネットスキルを
女性に教える仕事をしていますが、
なぜこんなに続くかと言えば、それは
「ありがとう」と言われ続けてやりがいがあるからです。
産後うつだった私が、ネットスキルを身につけて
人に教え始めた時に、初めて言われた
「ありがとう」の言葉は、今でも忘れられません。
本書でも、
「人から感謝されることは最大の喜び」(p.84)とあります。
人間にとって当たり前のこの感情を、
うまく勉強に使うのが「お山の大将勉強法」です。
面白いネーミングですが、これは一芸に秀でて、
得意分野でまわりの人の役に立つようにする方法です。
勉強を、自分のためにだけするのではなく、
あなたがそれを勉強し、それを教えたり、
伝えたりすることで、他の人のためになる。
自己成長するだけでなく、他の人を成長させ、
伸ばしていくようになるのです。
これは、私が、自宅で無料の勉強会を開き、
今600名以上の塾を主催している動機を
うまく言い表していると思いました。
小さなお山の大将になることで、勉強が楽しくなるのですね!
そして、今の自分は著者であり、講師ですが、
今年はさらに上のステージを目指しています。
ブログでも時々書いていますが、
世界という場で自分の力を試してみたいと考えています。
そのためには、自分の持つコンテンツを
さらに磨き、再構築して、まとめる必要があります。
この体系化の作業は、とても大変で、
産みの苦しみがありますが、多くの人に
喜んでもらえるかもと思うと、楽しい作業に変わるのです。
この時、人は、大きく自己成長するのだと、
この本にも書いてあります。
だから、私は自分のステージに常に満足せずに
次のステージを目指さずにはいられないのだと
腑に落ちました。
出版も同様です。
出版することで、またすぐに次の学びのための
インプットが始まり、その究極のアウトプットが
セミナーであり、出版なのですね。
最後に、この本で私がとても勇気付けられた言葉を
紹介します。
「私たちの勉強は、10年後の自分に対する貯金なのです」(p.278)
今やっていることは、たとえすぐに結果がでなかったとしても、
10年後の自分になんらかの影響を与えます。
10年続けたことは、成果になると著者も書いていますが、
私も、好きなネットビジネスの勉強は、10年以上続けています。
ただの主婦だった自分が、ブログを始めたのは13年前。
そこから、学んだことを文章で「アウトプット」し、
出会った人に、口頭でも「アウトプット」しているうちに
コミュニティを作り、会社を設立し、
セミナー講師になり、著者になる、という
自己成長の道をたどることになりました。
いちばん必要なことは、学んだことを
「アウトプット」することなのです。
アウトプットする人が、成功する人だと
著者も書いています。
やっぱりそうなんだ!と納得です。
大人になってからでも人は自己成長できます。
まずは、この本を手にし、学んだことを
1つでもアウトプットすることから
始めてみませんか?
山口朋子さんのブログはコチラ
https://impulse-ex.com/L2334/h11501/47311
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この感想文のどこがよかったのか?
それは、
本の内容を自分経験と精緻に照らし合わせる
作業をしているからです。
本というのは、
今までの自分の「何か」を変えて、
これからの自分に活かすために読むと思います。
つまり、本は「自己成長」のために読むのです。
本を読んで、
昨日の自分と何も変わりがなかったとするのなら、
本を読む意味も、買う意味もないでしょう。
「自己成長」をするためには、
過去の自分と向き合う必要がふります。
今までやってきたことが、
正しかったのか、間違っていたのか。
本は、その「きっかけ」を与えてくれます。
今までやってきたことが、
間違っていれば、正しい方法に補正する。
正しければ、自信をもって、
今まで以上にやっていくということです。
よくAmazonの批評で、
「目新しいことは、何も書かれていなかった」
という言葉で、批判を書く人がいますが、
「深読」(しんどく)できていれば、
自分が「そうかな」と思ってきたことの、再確認ができるのです。
人間、知ってはいても、あやふやなことは、
100%、全力を注いでやらないものです。
でも、「やっぱりそうなんだ」と思えば、
その瞬間から、50%でやっていたことを、
100%でやるようになるのです。
「やっぱりそうなんだ」
これも、重要な気付きです。
山口さんも、最後の方で書いています。
>アウトプットする人が、成功する人だと
>著者も書いています。
>
>やっぱりそうなんだ!と納得です。
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本を「自分の過去」「自分史」と照合しながら読むと
深く読むことができる。
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そんな、本の読み方の可能性を伝えてくれる
感想文だと思いました。
追伸
『ムダにならない勉強法』、まだ買っていない方は、
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