精神医学心の話

チャレンジやめたら人生終了!

昨日から、私が習っています、居合、古武術の合宿のため、
岐阜、長野、山梨あたりに山ごもりしています。

朝早くから、夜まで休みなしのびっしりメニュー。
明日は、日の出とともに起床。
すなわち、4時起きなので、6時間睡眠を確保するためには、
22時には寝ないといけません。

大学生の部活なみのスケジュールで、超充実中です!!

「樺沢さんは、ウイスキーの試験を受けたり、
 古武術を習ったり、新しいことに次々とチャレンジしますね。」
と言われます。

その理由は、認知症になりたくないからです。
脳をいつまでも、生き生きとした状態に保ちたいからです。

よく、
「65歳で退職したら、のんびりと余生を過ごしたい」
という人がいますが、
のんびりとした余生で80歳以上まで
元気に生きられた話をあまり聞きません。

必死に働いていた人が、急に仕事をやめて、
のんびりしはじめて認知症が発症した、
という患者さんをよく聞きます。

あるいは、退職したと思ったら、がんが見つかって、
闘病生活を余儀なくされた・・・とか。

人間の脳というのは、負荷をかければ、
70歳になっても、80歳になっても、
ニューロンネットワークが進化し続けますから、
衰えることを知りません。

しかし、脳を使わなくなった瞬間に、
一気に老化が進みます。

筋肉を使わなくなると、一気に筋肉が萎縮してしまうのと同じ。

筋肉も、脳も、廃用性の機能低下を起こすので。

そうならないためには、どうすればいいのか?

それは、「チャレンジ」です!!
 
脳は、「チャレンジ」が大好きです。

「チャレンジ」することでドーパミンが分泌し、
学習機能、記憶機能を高めるとともに、
強烈な「幸福感」や「充実感」が得られるのです。

つまり、人間は学び続ける限り、進化し続けるが、
学びをやめた瞬間に、一気に「老化」が進むのです。

「65歳で退職したら、のんびりと余生を過ごしたい」
は、実現しません。

65歳で退職しても、新しいことにチャレンジする人が、
認知症にもならず、病気にもならずに、長生きできる。

「脳」は、「チャレンジ」が大好きです。

チャレンジやめたら人生終了!
と言っても、過言ではない。
 
だから私も、次々といろいろなチャレンジをするのです。



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