映画『本能寺ホテル』が意外と良かった!
京都になる謎めいた「本能寺ホテル」。
そのホテルのエカレーターが、
なんと「本能寺の変」が起きる前日の「本能寺」とつながっている、
という奇想天外な設定。
過去と現在を行ったり来たりする
『テルマエ・ロマエ』的なおもしろさ。
そして、「本能寺の変」の謎とのリンク。
繭子(綾瀬はるか)と信長(堤真一)のやりとりが、笑える。
基本、コメディですが、
「自分のやりたいことは何か?」というテーマは、
心に刺さりました。
そして、クライマックス。
光秀謀反の情報を、繭子から告げられた信長の対応が、
男前で泣けた。
果たして、歴史は変わるのか。
変わらないのか。
最後までも引き込まれました。
ただ、明智光秀がバカっぽく描かれていたのは、
ちょっとなあ・・・。
実は、私、「本能寺の変」に強い関心を持っており、
本を読んだり、実地見聞をして調べたりしているものですから、
この「本能寺」というテーマは、はずせないのです。
ということで、「本能寺の変」に興味のある人は、
おもしろく見られると思います。
追伸
「本能寺の変」の謎解き本として傑出しているのが、
『本能寺の変 431年目の真実』(明智憲三郎著、文芸社)
https://impulse-ex.com/L2334/h11501/37231
40万部のベストセラー、
明智光秀の子孫が調べ上げた「本能寺の変」の真実。
ということで、「よく、ここまで調べたものだ」と
ノンフィクションとして興味深く読めます。