書評/映画評

伝わるメールが「正しく」「速く」書ける92の法則〜知らないと恥を書く文章のルール

いまや「書き方」の第一人者と言われる山口 拓朗さん。
中国で開催されているセミナーも大人気のようです。

私は、山口さんの本は、全冊読んでいます。
「書き方」だけでなんと8冊も出ています。

Amazonのキンドル、ビジネス書部門で年間第1位になった伝説の一冊。
『ダメな文章を達人の文章にする31の方法』
https://amzn.to/2lCzgFa
にはじまり、

最近の
『問題を解くだけで すらすら文章が書けるようになる本』のような
ワーク形式の文章本まで、

とにかくいろいろなパターンの「書き方」本を
執筆されています。

もう、そろそろネタ切れだろう。
さすがに、「書き方」本では、一通りのパターンが出尽くしただろう、
と思っていましたが、
またまた「書き方」本の9冊目となる新刊が出ました。

それが、
『伝わるメールが「正しく」「速く」書ける92の法則』
です。

メール術の本はたくさん出ていますが、
この本は、メール術ではありません。

メールに特化した本格的文章術です。

♯主語と述語のネジレに注意
♯二重否定を避けよう
♯「修飾語」と「被修飾語」を近づけよう
♯敬語の種類と使い分け

など、「文法」の話もかなり多く
非常に骨太な一冊になっています。

かなり内容はディープで、
私も作家なので、「書き方」や「文法」については、
かなの勉強しているつもりでしたが、
♯「漢字」と「ひらがな」の使い分け
など、「あっ、そうだったのか」と、気付かされる部分もありました。

あなたは、
「書き方」についての文法の本を読んだことがありますか?
  
私は、大学生の頃、「文章が上達したい!」と思ったときに、
まず、「書き方」についての文法の本と「広辞苑」を買いました。

文章を書く人であれば、
「書き方」についての文法の本は、
一冊は必ず読んでおくべきです。

絶対に読むべき、というかマストです。

今、会社などでもメールを使わないところはないですから、
すべての日本人は「文章を書く人」といえます。

そして、あなたが書く文章というのは、
私のように「本の原稿」や「メルマガの原稿」ではなく、
メールやメッセージの文章が一番多いはず。

ということで、何か書き方についての文法の本を読んで、
書き方の基本知識をしっかりと身につけたい人にとっては、
この『伝わるメールが「正しく」「速く」書ける92の法則』をは、
とても役立つ一冊になることは、間違いないでしょう。

『伝わるメールが「正しく」「速く」書ける92の法則』
(山口拓朗著、明日香出版社)
https://amzn.to/2lCiXbk