精神医学心の話

運動の7つの凄い効果

今日はとても温かったですね。

渋谷の法務局に行って、次の予定が「代々木上原」だったので、
渋谷から代々木上原まで歩いてみました。

20分ちょっとかかりましたが、いい運動になり、
途中、桜も咲いていて、気持ちのよい、楽しい散歩ができました。

これからは、散歩するのに気持ちのいいシーズンになりますので、
是非、屋外での、散歩、運動をお勧めします。

私の新刊『神・時間術』の中でも、
運動することの重要性について、
かなりのページ数を割いて解説しています。

運動すると、時間が節約されるのです。

それは、運動に費やした時間の何倍もの時間として、
還元されるのです。

ザックリ説明すると、
運動すると頭がスッキリして、集中力も意欲も回復するのです。

それは、実感としては多くの人が経験しているでしょうが、
運動が脳に対して素晴らしい効果を発揮することは多くの
脳科学的研究によって証明されています。

運動のスゴイ7つの効果。

それは、以下の7つです。

(1) 海馬の神経を増やし、長期記憶を強化する
運動によって、脳由来神経栄養因子(BDNF)が分泌され、神経細胞の増殖を促進する。

(2) 脳を育てる
運動で脳の容積が増える。シナプスのネットワークが増える。

(3) 運動直後から学習機能がアップする
35分間ランニングマシンで走っただけで、その直後から認識の柔軟性(遂行機能)、
学習可能が向上する。

(4) 頭が良くなる
「運動する人」と「運動しない人」を比べたところ、
長期記憶、推論、注意、問題解決、流動性知能の課題について、
「運動する人」が成績が上だった。

(5) 作業記憶が良くなる
運動の前と後では、作業記憶(ワーキングメモリ)のテスト結果が50%以上改善した。

(6) グッスリ眠れる
週に150分の運動で睡眠の質は65%アップする。
日中の眠気レベルも65%下がり、日中の疲労感や集中力が45%改善する。
定期的な運動で睡眠が深まり、日中の集中力が大幅にアップします。

(7) やる気が高まる
運動を開始するとすぐにモチベーション物質であるドーパミンが分泌される。
ドーパミンには、記憶増強効果、学習強化効果もある。
また、継続的な運動によって、ドーパミンニューロン同士のつながりが強まり、
さらにやる気がアップする。

結論をまとめますと、30分程度の有酸素運動によって、
その直後から学習機能、記憶能力、モチベーションがアップする。

継続的な運動習慣によって、シナプスのネットワークが増え、頭がよくなる、
ということです。

運動すると、頭が良くなる!!
これは、間違いのない、脳科学的な事実です。

それが、週に2時間程度の運動でも、
かなりの効果が得られるというわけ。

運動しますか? しませんか?

運動は最強のリフレッシュであるとともに、
脳のパフォーマンスを高めるための最高の脳トレーニングといえるのです。

集中力高めてバリバリ仕事をこなしていくためには、
継続的な運動習慣は不可欠であるといえます。



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