中国、滞在7日目。
1日、日帰りで「蘇州」観光。
#中国の新幹線がすごい!
中国の新幹線、日本の技術をパクったなどの批判もありますが、
定時運行で上海からの列車は、5分間隔で運行していました。
東海道新幹線以上のハイペースで列車が出ています。
私の乗った列車は、時速300キロで運行していましたが、
昨年9月より、
蘇州まで、たったの25分。
そして、料金がたったの約400円という安さ。
便数の多さ。速度。料金の安さ。いずれも凄い!
あとは「安全性」だけ。
「安全性」についても、脱線事故以後は、
#蘇州の人口の多さ
「蘇州」というと中国では、いち地方都市のイメージです。
実際に、中国での人口は11位。
しかし、蘇州の人口は1千3000万人。
周辺商圏を合わせると2千万人の人口がいます。
つまり、東京とほぼ同じ人口が住むのが、蘇州なのです。
中国で人口11位の都市が、東京と同じ規模。
ということにビクッリします。
実際に、都心部には高層ビルが立ち並びます。
蘇州というと、「水郷」のイメージでしたが、
もちろん風光明媚な観光地は残されていますが、
ビジネス街は完全に大都市です。
#水郷の蘇州
水郷、運河がいたる所に張り巡らされていて、
昔の古都の雰囲気を残す街でもあります。
運河の見える店で、ビールを飲みながら、
1時間ほどまったりとした時間を過ごせたのはよかった。
夜のライトアップは、『千と千尋の神隠し』に出てきた街と
そっくりで、いい感じの雰囲気になります。
#小吃がおいしい!
蘇州は、観光地なので、特産品的な「小吃」(お菓子、スナック)
が多数あります。
料金は、2元~6元ですから、30~100円と、チョーお手頃。
何種類も食べ歩きましたが、中でも「肉月餅」が最高でした。
わかりやすく言えば、「ミートパイ」。
餡の肉の味が濃厚で口の中でとろけました。
私が食べたのは、乾隆帝(清)の時代の創業の老舗。
なんと、創業200年です。
#蘇州麺
中国には、地域ごとに、必ずご当地「麺」料理があります。
蘇州麺は、非常アッサリとした白湯スープに、
小麦粉の非常に細い麺が入ったもの。
味は、「塩」と「醤油」の2パターンがありましたが、
あわゆる超アッサリ系の「塩ラーメン」のイメージ。
私の大好きなパターンです。
蘇州麺、結構、好きになりました。
#拙政園でVR体験
蘇州観光で必ず訪れる「拙政園」という庭園かあります。
その中にVR体験ができるスペースがありましたので、
体験してみました。
料金は、50元(800円)なので、
中国的には、かなり高額で、
このVR体験ですが、かなりのヒットです!!
明の時代、当時の「拙政園」に、客人として招かれ、
「拙政園」ま内部をカゴに乗って巡るという設定。
昔の時代の人たちが、話しかけてきたり、
お茶を出してくれたり、
「拙政園」の四季を楽しんだりと、
タイムスリップした感覚になるのです。
こうした、VR体験施設、今後、いろいろなところに
広がっていくのでしようが、こうした古典的な庭園にも、
すでにVRが導入されていた!
というのが、AIやVRに力を入れている中国らしいな
と思いました。
とまあ、「蘇州」観光。
日帰りで、十二分に楽しめました。
7日目のまとめ
地方都市といいながら、凄い規模の大都市「蘇州」。
中国の地方都市の底力を感じました。
8日目は、朝食を食べて、11時にチェックアウトして帰国。
#朝食は、「焼き小龍包」と「鴨の血のスープ」。
今回も何度か食べましたが、
個人的にはも、普通の「小龍包」の方が好みかな。
「焼き小龍包」は、皮が肉厚なので、
数個でお腹いっぱいになってしまいます。
皮が厚いので、通常の「小龍包」よりも、
大量の肉汁が封じ込められているのは魅力ではありますが。
「鴨の血のスープ」
初めて飲みました。
この「鴨の血」自体は、普通の寒天と同じで、
スープは、八角と香菜(パクチー)が入っていて、
中国人は、朝にスープを飲む習慣があり、
ほぼ全員、スープをオーダーしていました。
おいしいから飲むというよりも、身体を温める。
健康のために飲む、というイメージですね。
#空港に地下鉄直結
空港から都心へのアクセスが悪い都市が多いですが、
上海は、「浦東空港」まで70分、「虹橋空港」まで30分。
地下鉄1本でつながっていて、料金も100円以下で、
安くて便利です。
地下鉄は、3分おきくらいに出ているので、時間も読みやすい。
とにかく上海は、地下鉄が縦横無尽に走っているし、
3、4分おきに出ているし、乗り換えの歩く距離も短いので、
料金も安い(3元、約50円)。
とっても便利ですね。
ということで、深センと上海。
中国の経済の底力を感じさせられる、一週間の視察となりました。