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技術が進化するほど人間力が問われる

4月6日、
東京ビッグサイトで開催された
「AI・人工知能 EXPO」に行ってきました。

20180406樺沢先生AIビックサイト

 

 

VR技術などを体験できる「先端デジタル テクノロジー展」
「コンテンツ マーケティング EXPO」なども
同時に見られるお得なイベントでした。

 

ものすごい数の来場者が来ていましたが、
人工知能やVR技術などに、多くの人が関心を持っている。
まずは、それを実際に肌で感じられたのが良かった。

20180406樺沢先生AIビックサイト3   20180406樺沢先生AIビックサイト2

 

これからは、人工知能やVRなど、
新しい技術、テクノロジーなしにはビジネスは考えられない。

 

既存のビジネスは、全て「人工知能」が取り入れられて
進化していくことがよくわかりました。

 

ただ、多くの展示を見て思ったのが、
「この技術、どう使うんだ?」という、
技術先行の技術が、やたら多いということ。

 

たとえば、ウレタンのような柔らかい素材で作られた
「あ」という文字。
それを手で触って押すと「あ」という音が鳴ります。

 

「だから、なんですか?」
という感じ。

 

どう応用するのか?
どうビジネスにつなげるのか?
どうマネタイズするのか?

 

その部分が、全く存在しないのです。

 

凄い技術があっても、それをどう応用し、
どうビジネスにつなげていくのか。

 

「ハード」ではない、「ソフト」の部分。

 

アイデア、発想、奇抜な創造力。
そういったものが、欠如している展示が多いのです。

 

使えるかどうかわからない技術のみが先行。
それを使いこなすアイデアは、イマイチ。

 

それでは、せっかくの技術も死んでしまいます。

脳波キャッチャー

人工知能が進化すると、多くの仕事が奪われる!
とよく言われますが、
技術が進化するほど、

人間の「創造力」「発想力」「応用力」「奇抜さ」と
いった、人間にしかできない「人間力」が
ものすごーーく必要になるのです。

 

単純労働は、確かに人工知能、ロボットに仕事を奪われるでしょうが、
「人間力」が必要な仕事は、間違いなく需要が増えます。

 

そして、そこにはものすごい「チャンス」がある。

 

同時開催の
「コンテンツ マーケティング EXPO」を見て思いましたが、
これからは「コンテンツ」の時代なのです。

 

おもしろいコンテンツ。
他にないコンテンツを持っている個人や企業は、
まちがいなく引っ張りだこになります。

 

記憶力とか頭の良さとかは、
これからの時代は関係がない。

 

「個性的」「オリジナリティ」。

個性的でオリジナリティのあるアイデア、コンテンツが、
極めて価値を持つ。

 

クリエイション。クリエイター。
コンテンツホルダーの時代に突入します。

 

これからの時代を生き残るために、
「創造力」に磨きをかけていくことが、
とってもとっても重要だと感じました。

 

技術は、所詮、技術にすぎない。

 

それを使いこなすのが、「人間」であり、
それを「使いこなせる人」が、
次の時代のチャンスを掴むことができる。

 

膨大な展示を見て、いろいろなVRの体験をしながら、
結局、重要なのは「技術」ではなく「人間力」である
ということを確認しました。


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