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緊張を楽しむ男

本日、テレビ局の番組オーディションに参加してきました。

クイズ番組ですけど、
ゴールデンの超有名なクイズ番組です。

会場に入ってビックリしました!

参加者が若い!!

若手芸人とか、女性のタレントの卵みたいな人とか、
20代と30代前半ばかり。

多分、
私は、最年長だったでしょう。

まずは、筆記試験、50問(30分)。

これが、また難しかった!!

一番最初出ていた、「漢字」問題がほぼ壊滅。

やべーー、終わった。
みたいな。

一通り、最後まで行きます。

英語と地理は、かなりできました。
やっばり、得意不得意ってあります。

そして、最初の漢字に戻る。

記憶というのは、連鎖しているのです。

一度、脳に入った情報は、取り出す手がかりを失っているだけで、
手がかりさえあれば、必ず思い出せるはず。

ということで、一問ずつじっくり考えます。

例えば、

一文字を漢字で埋めろ。
( )胆 リンドウ

リンドウ。
絶対にどこかで見たことがある。
リンドウ、花の名前だけど、この漢字を、どこかで見たことがある。

そうだ、ウイスキーだ!

本坊酒造の「駒ケ岳」のシリーズで、リンドウというのがあった!
それを2年前に飲んだ。

そのウイスキーの記憶を引き出する。

最初の一文字、「リ」で、ポンと記憶の糸が繋がった。

「リュウ」の字、「竜」じゃないか。

竜胆。そうそう、これだよね。

こんな感じで、記憶の糸をたどっていくと、
最初はわからなかった問題も、次々に思い出して来る。

最後まであきらめずに、記憶の糸をたどる。

一度記憶されたものは、必ず思い出せる!!

自分で書いた
『覚えない記憶術』(サンマーク出版)
https://amzn.to/1OsojAT
の、記憶を引き出す方法を総動員しました。

結果、かなり「できた」印象です。

さて、後半は、5人1組の早押しです。

問題は、一般正答率が70~80%くらいの
簡単な問題がほとんどでした。

しかし、
絶対に知っているのに、すぐに出てこないのです。

日本初のノーベル文学賞受賞作家。
「伊豆の踊り子」の作者は?
 




こんな簡単な問題がわからない。
えーと、えーと、出てこない。

幸い、早押しした人が、誤答してくれました。
その間に、やっと思い出す。

「川端康成」に決まっています。

知ってはいるんだけど、なかなか出てこない。

でも、この一般正答率というのが、かなりのヒント。

最初に一般正答率を読み上げるのですが、
これが80%とかであれば、
「誰でも知っている人物」
ということになります。

それで、候補が絞られるのです。

そんなコツを飲み込んでからは、
「赤潮」「やませ」「柳田国男」「松本清張」などを次々正答。

緊張するどころか、集中力が研ぎ澄まされ、
すぐに答えを思い出せるようになっていました。

結果としては、圧勝の一位通過!!

まあ、20代のお笑い芸人に負けるはずはないですが・・・。

ということで、
大人げなく、ガチでクイズバトルをしてきた
のです。

あー、楽しかった。

正直、自分は緊張しない人間である、
緊張を楽しめる人間である、

ということがわかってよかったです。

あっ、そういえば、番組のオーディションでしたね。

それなりに、アピールできたと思うので、
出演依頼が来るといいのですが。

番組名は、出演が決まりましたら、お知らせします!



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