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効果的な仕事術を判別する方法

【質問】

以前、樺沢先生の動画を拝見して。
『長時間の座りっぱなしは健康に悪い』とのことでしたので。
【スタンディングデスク】は必要かどうか悩んでいます。
(立ちながら読書とアウトプットする)。

しかし、ある研究ではスタンディングデスクはあまり効果・
意味がない、とのことでしたので。
是非 樺沢先生の意見を聞かせてください。
(K・Gさん、25歳、男性)

 

【回答】

科学研究というのは、所詮「研究」にすぎないので、
あまりにも真に受けるのはやめた方がいいです。

「◯◯に効果がある」という論文を読んでも、
「被検者の70~80%に効果があった」
といった程度のものが多い。

つまり、90%とか100%ということは、まずない。

対照群に対して、統計的な有意差が出れば、
「学術的に効果がある」と言えます。

つまり、「学術的に効果がある」ことをやっても、
20~30%の人には効果がないのが普通。

つまり、「学術的に効果がある」ことでも、
あなたに効果があるかどうかは、
やってみないとわからないのです。

逆に、「学術的に効果がない」ことに関しても同じで、
100%の人に効果がないということはありませんので、
少ない確率でも、一部の人には効果があるわけです。

ですから、
「学術的に効果がない」ことをやっても、
それが完全に無駄とも言えません。

私が本にする場合は、
学術的な根拠のある仕事術をまず自分でやってみる。
それで効果が出た場合のみを、
自分の本で紹介するようにしています。

ということで、
スタンディングデスクが効果があるか知りたければ、
1時間ほど立って仕事をしてみればいいのです。

それで、仕事がはかどるのかどうか。
1時間やれば、十分、わかります。

何か調子が良いな。
あまり変わらないな。
むしろ、やりづらい。
このどれかだと思います。

それで「良さそう」「調子が良い」のであれば、
今度は1週間続けてみる。

それで、やっぱり「立ち仕事ははかどる!」と思うなら、
スタンディングデスクを買えばいいのです。

ちなみに私も試しに、
スタンディングで仕事をしたことがありますが、
ワープロ入力は、立つと手首や肘が安定しないので、
ものすごく疲れる!!

結果、私の場合(ワープロ入力が仕事のほとんどなので)、
「立ち仕事は不可能」という結論に達しました。

ただ、長時間座り続けないように、
気分転換的に歩いたり、スクワットしたり、
階段の昇り降りをしています。

論文や研究というのは、
たった1本の論文だけでは何とも言えないのです。

複数の論文でどのような結果になっているのか、
あるいは分母(対照群や被検者の多さ)なども考慮して、
信憑性を慎重に判断する必要があります。

ですから、あれこれ考えるよりも、試しに実行してみた方が早い。
私は、考えるよりも、実行します。

【表紙】感情リセット

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