「ものごとをポジティブにとらえよう!」
と言っても、ネガティブ思考が強い人は、
「どうせ自分には無理」と思って、
「ポジティブになろう」とも思わないでしょう。
ポジティブ、ネガティブというのは、
小さい頃からの体験や経験によって大きく影響を受けますので、
子供の頃から、そうした教育をしていく必要があります。
では、具体的に子供にどう接すると
ポジティブな子供に育つのか?
その方法、具体的なワークが、
『イラスト版 子どものためのポジティブ心理学』
に書かれています。
先日、
『折れない心のつくりかた はじめてのレジリエンスワークブック』
(一般社団法人日本ポジティブ心理学協会著、すばる舎)
https://amzn.to/2jU1VKv
という本を紹介しましたが、
ワーク形式で自己洞察を深めていく、というのは、
取り組みやすく、効果もでやすいので、
非常におすすめの方法となります。
先日、新潟の精神神経学会に参加した時に、
医学書がたくさん展示されている中に、
子供向けに、漫画やイラストを多用した
ポジティブ心理学のワーク本(本書)を発見したので
即買いしたのです。
実際に読んでみると、
「わかりやすい!」にもかかわらず、
内容は「本格的」。
日本ポジティブ教育協会が監修していることもあり、
学術的にも正しい方法が、子供にもわかりやすい言葉で書かれています。
例えば、どんなワークがあるのか?
■ワーク まわりの人の強みを見つけよう
(1)むかし話「桃太郎」を読んで、桃太郎、イヌ、サル、キジの強みを考えてみよう。
(2)お友だちやお父さん、お母さんなど、まわりの人たちのいろんな強みを見つけて伝えてみよう。
■ワーク 「できる!」のパワー発見
(1)小学生になってからできるようになったことを思い出して書き出そう。
(2)できるようになって、なにか変わったことや、よかったことを書こう。
■しあわせボックス
きみがしあわせな気持ちになったとき、どんなことをしていたかな?
どんな気持ちだった? 思い出してみよう。
思い出したしあわせを紙に書いて、しあわせボックスにしまっておこう。
こんな感じのワークが、見開きで1ワークずつ、
51個紹介されています。
対象としては、小学生。
お子さんとお母さんが、一緒にワークをやっていくと良いでしょう。
これらのワークの全てが「自己洞察」のトレーニングとなります。
また、アウトプット力を養うことにもつながります。
自分のお子さんをポジティブに、
そしてアウトプット力の高い子に育てたい方にお勧めの一冊です。
『イラスト版 子どものためのポジティブ心理学:
自分らしさを見つけやる気を引き出す51のワーク』
(足立啓美、岐部智恵子、鈴木水季、緩利誠著、合同出版)
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51歳女性です。ですが、この本を読んでみたいです。今から本屋さんに走ります🙋プライベート、仕事で辛いことが続き、もう消えたいと思い始めた頃、樺沢先生の存在を知りました。先生のツイートが読みたくて、今年の春からツイッターデビューしました。樺沢先生は私のメンターです。これからも頼りにさせてください。
とても興味深い本ですね。一緒に考えると自分にも発見がありそうです。
子どもと一緒に取り組んでみたいのです。