昨日の23時、韓国から帰国したばかりですが、
本日、朝6時に起きて、
甥っ子(小学2年生)の運動会に行って来ました。
小学生をお持ちの方には、
常識なのかもしれませんが、
今の小学生、小学校はこんな感じなのか・・・と
たくさんの気付きを得ました。
1 小学生が少なすぎる!
東京都内の小学校なのですが、
1学年が1〜2学級しかない、とのこと。
運動会に参加している全校生徒をざっと数えると、
6学年あわせて、350人ほど・・・。
「少子化」「少子化」と叫ばれますが、
私の中学校、高校は10クラスあったので、
信じられません。
2 対戦が、紅白じゃない!
運動会の対戦は、「紅白」が定番
と思っていましたが、
「紅組」「青組」「黄色組」の
三つ巴の戦いでした。
1学年が、1学級しかない学年もあるので、
クラスごとに紅白に分けられない、とのこと。
なので、
1クラスを3グループに分けるのだそうです。
多分、「紅白」だと、
「勝ち」「負け」に分かれてしまうので、
3グループにすることで、精神的なショックを
緩和している・・・のかもしれません。
3 運動会は、午前中のみ
運動会が終了したのは、昼の12時半。
午前中のみの開催とは、
コレまたビックリしました。
運動会といえば、
昼休みの「お弁当」が楽しみだったものです。
参加者数が少ないので、
午前中で、全競技が終了してしまう・・・わけです。
そして、月曜日が振り替え休日になるため、
運動会の日の午後は、普通に授業がある、とのこと。
午前中に運動会をして、午後から授業って、
ちょっと信じられません。
4 「席取り」禁止
これは、コロナの影響でしょうか。
「席取り」は禁止。
昔は、三脚を設置して、
子供の動画を「絶対に失敗しないぞ!」と
必死に撮っていたはずですが、
そんな親はほとんどいませんでした。
親の観戦態度は、
実にクールなものです。
5 徒競走は4人ずつ
徒競走は、「4人」ずつ走るというシステム。
4分の1の確率で、1位になれる!
というのは、子供の自己肯定感を育てるためにも、
良さそう。
私の時代は、
7人が同時に走っていたので、
1位になるのは、至難の業。
それだけ、価値もありました。
「2位だったから、今日は焼き肉にして!」
という親子の会話が聞こえました。
「2位」でも、
「善戦した!」というポジティブなとらえ。
良いと思います。
2位以上であれば、「やった!」という感覚。
2人に1人が、自己肯定感を高められる、
というわけ。
これは、良いことです。
6 セレクト種目!
今回、セレクト種目というのがあって、
おもしろいなあ、と思いました。
「リレー」「綱引き」「玉入れ」「大玉転がし」
の四種目から、1種類を選んで参加するシステム。
つまり、「足の速い子」は「リレー」。
「力自慢」は「綱引き」。
など、自分の長所を活かす競技に出られる、という。
「適材適所」「長所伸展」の考え方。
「強制」ではなく、「自分で選ぶ」というシステム。
とても良いと思いました。
7 肥満が多い
子供たちの体型を見ていて、
低学年の子に「肥満」が多いな、と思いました。
「ぽっちゃり」ではなく、明らかに「肥満」の水準です。
コロナ禍の運動不足などが、関係しているのか・・・。
小学生低学年から肥満とは、
「糖尿病」なども懸念され、よろしくないです。
運営を6年生主体で、子供達に委ねているなど、
全体に、子供たちの自主性を尊重しているのが、
とても伝わってきました。
これは、とても良いこと。
先生方、学校側も、
いろいろと考えているのだなあ・・・
と好印象。
子供たちの動きや、ダンスの動き方を見ても、
自分から積極的に関わり、積極的に楽しんでいる
「アウトプット型」の参加をしている子。
一方で、「しょうがなくやっている」という
やらされ感を持ちながら、楽しそうでない
「インプット型」の参加をしている子。
完全に二極化しているなあ、と思いました。
「インプット型」の参加をしている子は、
運動会限らず、
勉強、スポーツ、遊び、コミュニケーションなど
全ての分野において、
「インプット型」で消極的なのではないか・・・
と懸念します。
拙著『19歳までに手に入れる7つの武器』では、
「子供たちの生き方」ついて提言しました。
しかしながら、実際、
何百人という小学生を数時間にわたって
観察するチャンスは、普段はないので、
今回の小学校の運動会への参加は、
とても貴重な経験となりました。
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