書店に行くと「食事」「睡眠」「休息」など、
「健康によい習慣」の本がズラーーーっと並んでいます。
空前の健康本ブームといっていいでしょう。
それらは、
大学の教授、圧倒手な経験値を持つ臨床医、
スタンフォードなど海外の有名大学の研究者など、
超一流の研究者が書いた本。
という共通点があります。
科学的な根拠、医学的な論文の引用も豊富で、
非常に読みごたえがある!!
「科学的に正しい健康の知識」が学べる
ということで、素晴らしい本もたくさんあります。
私も元科学者だし、
科学的な根拠がしっかりと書かれた本は大好きです。
ということで、これらの骨太健康本は大好きで、
ほとんど読んでいますし、
メルマガでも何冊も健康のホームラン本を紹介してきました。
しかし、最近思うのです。
多くの人は、これほど「骨太な健康本」は、
必要としていないのではないか?
と。
そうした、健康ブームに対する私の回答が、
『アウトプット大全』
https://amzn.to/2SedHeT
です。
「インプット、アウトプット、フィートバックを繰り返す」
というシンプルなノウハウを繰り返すだけで、
コミュニケーション力はアップし、
自己成長と自己実現を実感し、
ストレスは解消され、病気の予防にもつながる。
図版がとても多い。見開き2ページで1項目。
なので、中、高生から、読書が苦手な人、
忙しいサラリーマンや主婦でもサクッと読める本になっています。
超お手軽でありながら、しっかりと効果が出る一冊を目指し、
実際、多くの人から「効果が出た!」「自己成長を実感する!」
というメール、メッセージを毎日、大量にいただいています。
私のFacebookのタイムラインには、
日々、たくさんの読書感想や書評が流れますが、
この種の「骨太健康本」を読んで健康になりました!
ものすごく調子が良くなりました!
という投稿を見たことがないのです。
みなさんは、ありますか?
これらの「骨太健康本」で10万部を超えているものも
たくさんあるのに、なぜか読書感想、書評が
ほとんど出ていないのでしょう?
あと、『ホモ・デウス』。
この本もかなり売れているようですが、
『ホモ・デウス』の感想どころか、
『ホモ・デウス』を読み終わりました、
という投稿を、私は一度も見たことがありません(笑)。
この手の「骨太健康本」、「骨太ビジネス書」というのは、
ベストセラーにはなっているけども、
最後まで読み切っている人は、ごく少数なのではないか、
と思うのです。
もし、「俺は『ホモ・デウス』をとっくに読了しているぞ!」という
人がいましたら、その感想を樺沢のリアルイベントのときにでも、
直接、教えてください。
今、書店では「骨太」本のブームが起きているようですが、
実はほとんどの人は、ただ買ったたけの「自己満足」に終わっている。
本当はもっと、平易で読みやすく、実行しやすい本。
科学的根拠はほどほどでいいので、
何をすれば健康にいいのか? 何を食べれば健康にいいのか?
結論だけ、さっさと教えて欲しい!
と思っているのではないでしょうか?
という仮定のもとに書いた『アウトプット大全』が、
20万部を超える大ベストセラーとなっていますので、
私の仮定は正しかったと確信しています。
「食事本」についても同様です。
科学的根拠、論文引用よりも、
実際に健康に良い食材、その組み合わせ。
さらに、主婦の方は、どうやって料理に取り入れるか
どういうレシピがいいのか、を知りたいのではないでしょうか?
これだけ健康本ブームなのに、なぜかわかりやすい。
普段読書しない人が読んでもサクッと理解できる。
忙しい主婦が、サクッと読んで、今日の献立に活かせる「食事本」。
ありそうで、なかったのではないでしょうか?
そんな中、
手軽に読めて、手軽に作れる「健康に良い食事」決定版
が出ました!
『食べれば食べるほど若くなる法』
(菊池真由子著、三笠書房)
https://amzn.to/2CDBlMQ
1万人の悩みを解決した管理栄養士、菊池真由子さん。
彼女の前作は、
『食べても食べても太らない法』(文庫)9万部、
『図解 食べても食べても太らない法』が15万部で
累計24万部の大ベストセラーです。
近年のダイエット本の中では、最も売れた本の一つでしょう。
その菊池さんが、今回手がけたのが、「アンチエイジング」。
老化を防ぐ。若返りの食材。その組み合わせ。
調理法、レシピなどがまとめられています。
彼女のダイエット本が売れたのは、
「読みやすい」「わかりやすい」からだと思います。
つまり、菊池真由子さんは、
わかりやすい系食事本の第一人者、
といえるでしょう。
ダイエットや健康によい食事の本はたくさん出ていますが、
彼女の本の特徴は、
「食べ方」や「レシピ」の提案まで書かれていること、
完全に、主婦を意識して、
「今日の食卓」から健康食材をとりいれて健康になって欲しい。
という思いが伝わります。
「今日の食卓」から、すぐに実践できるようになっているのは、
大きな差別化ポイントです。
たとえば、
「牛ロースは、肌の若さとハリをつくる!」
という項目では、タンパク質に加えて鉄や亜鉛を豊富に含む
「牛ロース」の良さが説明されています。
でも「牛ロース」を食べよう!
と思ったときに、どうやって調理すればいいの?
という問題が出てきます。
それについて、
「おすすめの食べ方」として
・1回に125~200グラム
・味は、塩味
・しゃぶしゃぶにすると、ダイエット効果アップ!
とグラム数から、調理法まで具体的なアドバイスが書かれている。
これは、大学教授には絶対に書けない本です。
実際に夕食を作る、主婦のみなさんは、
こういう具体的な情報がほしいんだろうな、と思うのです。
1項目が3~5ページ。
文庫本なので、文字量としては、ビジネス書2ページと同程度の
構成で、写真も豊富。なので、とても読みやすい。
パラパラ読んでも、スイスイ頭に入る。
試しに、この本から、
「樺沢が実践したい!ベスト3」を選んでみました。
第1位 お腹周りの脂肪は「わかめスープ」できれいに落とす!
第2位 食べすぎ、飲みすぎは、「枝豆」で帳消しにできる
第3位 口臭予防には「緑茶」が効く
全部で45個のノウハウが書かれていますが、
全てを実践する必要はないでしょう。
パラパラ読んで、やれるところからやればいい。
主婦の方は、
今日のメニューで困ったときに、この本をひらくのもいいでしょう。
健康によいアンチエイジング料理を作るヒントを、
30秒で得られる。
30秒で今日の夕食メニューが決められると思います。
どんなに科学的に正しい本でも、最後まで読めないと意味がない。
さらに、実践、実行できないなら、読まないのも同じです。
そう考えると、
この『食べれば食べるほど若くなる法』は、
簡単に読めて、日々の食事に取り入れやすいので、
「結果の出る」「効果が得られる」
わかりやすい系「食事本」の決定版
といって良いのではないでしようか。
この読みやすい内容。
それが文庫本で、648円ですから、
買わない手はないと思います。
『食べれば食べるほど若くなる法』
(菊池真由子著、三笠書房)
https://amzn.to/2CDBlMQ
追伸
奥さんにプレゼントして、夕食の参考にして
というのもいいと思います。
家族全員で健康になれると思います
待望の20万部突破!!
購入された方、応援してくださっている方。
本当にありがとうございます!
『学びを結果に変えるアウトプット大全』
(樺沢紫苑著、サンクチュアリ出版)