書評/映画評

「ダイエット」=「健康」とは限らない

みなさん、「ダイエット」が大好きです。
しかし、必ずしも「ダイエット」=「健康」とは限りません。
 
例えば、メンタル疾患の患者さんは、
ビタミンやミネラルなどの栄養素が不足すると、
神経の働きにマイナスになります。
脳がエネモルギーを作り出せなくなります。
 
あるいは、60歳を超えた初老期の方などは、
タンバク質が不足すると、筋肉が衰え、フレイル(虚弱)が進みます。
転倒しやすくなったり、寝たきり老人になるリスクが高まります。
 
「必要な栄養素」は、しっかりと摂取すべきです。
そして、「必要な栄養素」は、年齢ともに変化します。
 
『65歳から体と頭を強くするおいしい食べ方』では、
初老期以後の「健康な食事」について、
非常にわかりやすく解説されています。
 
例えば、
「野菜ファースト」より「肉・魚ファースト」
「ご飯を控える」より「ご飯はしっかり食べる」
「脂肪は避ける」より「いい脂肪を選ぶ」
  
「肉」「ごはん」「脂肪」は、
ダイエットの敵として認識されることが多いのですが、
65歳を超えて健康を維持するためには、
必要な栄養素なのです。
  
必要な栄養素をしっかりと摂ることが、
健康で、若々しく、長生きするためには必須です。

そして、その「必要な栄養素」は、年齢によって変化するので、
それを具体的に知らないと、
「健康のため」と思っていた食事が、
むしろ老化や筋力低下を進めることになりかねないのです。
 
60歳を超える方。あるいは、60歳を超えるご両親をお持ちの方で、
親を「寝たきり」や「認知症」から予防したいという人は、
本書の内容を「常識」として知って欲しいと思います。
 
『65歳から体と頭を強くするおいしい食べ方』
(菊池真由子著、三笠書房) 

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