書評/映画評

エグゼクティブは美術館に集う ~美術鑑賞の脳科学的効用

ゴッホ、フェルメール、ムンク、ブリューゲル、クリムトなど、
美術史を代表する画家たちの代表的な作品が、
日本の美術館で相次いで公開され、そこにすごい行列ができています。

書店には「美術鑑賞」の解説本が何冊もならび、
雑誌でも美術展特集が組まれる。

日本では空前の美術ブームが起こっています。

『インプット大全』でも、「美術鑑賞する」について、
4ページにわたって解説しています。

単なる「娯楽」としての美術鑑賞には興味がない人も多いでしょうが、
美術鑑賞によって、脳が活性化し、頭が良くなる。

あるいは、ビジネス力がアップするとしたらどうでしょう?

『インプット大全』に書かれている
「美術鑑賞のメリット」は、

(1)学力が上がる
(2)AI時代を生き抜く創造性が養われる
(3)脳が活性化する
(4)ビジネススキルがアップする

の4つです。

これらの脳科学的根拠が記載されているのが、

『エグゼクティブは美術館に集う 「脳力」を覚醒する美術鑑賞』
(奥村高明著、光村図書出版)

で、『インプット大全』でも参考図書の一つとして記載しました。

第1章 なぜ美術は成績を底上げするのか?
第2章 脳は美術で育つ!
第3章 美術鑑賞は脳を活性化させる?

など、私が知りたいと思っていた「美術鑑賞の脳科学的メリット」が
この本には、詳しく書かれています。

これからのAI時代を生き抜くためには、
「創造性」が重要と言われます。

イノベーションを生み出すためには、科学的な知識、考え方では不十分で、
ゼロから新しいアイデアを生み出せる「創造性」が不可欠なのです。

そして、その「創造性」は、アート教育。
芸術鑑賞でアートに触れる、そしてアート作品を作ることで養われるのです。

「創造性」は人工知能が最も苦手とする分野なので、
AI時代を生き抜くためには、
人間は「創造性」で勝負するしかありません。

最近、「教養」の本がベストセラーになっていますが、
単なる「教養」ではなく、実際に脳が活性化し、頭がよくなり、
ビジネス力がアップする。

趣味や娯楽ではなく、「能力(脳力)トレーニングとしてのアート」
が、本書ではリアルに描き出されています。

この本を読むと、
猛烈に美術館に行きたくなります。

『 エグゼクティブは美術館に集う 「脳力」を覚醒する美術鑑賞 』
(奥村高明著、光村図書出版)

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