書店で1冊の本を見かけました。
それは、「ゲイの精神科医 Tommy」さんの
『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』
(ダイヤモンド社)
https://amzn.to/2TaMkoy
まず、「えっ、そんな精神科医がいるの?」
という驚き。
また、「Twitterフォロワー たった半年で13万人へ激増中!」
という帯に書かれたフレーズも気になりました。
私もTwitterをやっていますが、
半年で13万人フォロワー増というのは、
尋常ではありません。
よっぽど、「引きつける力」がなければ無理です。
本書は、Twitterのツイートを元にしている。
なので、1ページの本文が「140文字」で構成されており、
名言集のような読みやすい作りになっています。
とはいえ、「140文字で何が語れるのか?」
と懐疑的に読み始めますが、読んでみると、
非常に心に染み渡るのです。
例えば、
他人ってガッカリさせていいのよ。
自分のやりたいことを貫けば、
どこかの誰かはガッカリするものよ。
1番モノのわかった人はガッカリしない。
2番目にモノのわかった人は
ガッカリしても言わない。
1番わかっていない人が
「君にはガッカリした」と
わざわざ言いに来るの。
気にする価値なし!
バッサリと切り捨てるような明解な回答。
それでいて、「オネエ言葉」で書かれているので、
全く毒はなく、
ユーモアや優しさがにじむのです。
「生きる意味」「自己肯定感」「友達」「善悪」「自信」
など、非常に答えづらい質問に対しても、
140文字で明解に答えているのが、凄いなと思います。
私が1番気に入った言葉は「人間関係」。
人間関係というのは、
「場所」とくっついて存在するの。
アナタを悩ませる職場の上司も同僚も部下も、
職場という場所を離れれば存在しない。
その程度のものよ。
帰れば忘れていい。
いざとなれば、職場を変えればいい。
逃げ道があると思えば、ちょっとは気楽よ。
職場の人間関係について、
私もYouTube動画で、似たような回答をしたことがあるのですが、
私の動画では、「3分」かかることを、
Tommyさんは、たったの「140文字」で、
納得の回答を出しているところが、凄いなあ。
と思います。
言葉には、「力」があります。
「人を癒やす力」や「人を動かす力」が。
そして、多くの言葉を書けば、その力が強く働くとは、
限らないのです。
凝縮された、密度の濃い言葉にこそ、
大きな「言葉の力」が宿るのです。
私は、この本を読んで、
「言葉を凝縮する重要性」を改めて感じました。
私の次の新刊は、
350ページを超えると思いますが、
長く書けばいいというものではないのです。
とはいえ、長く、詳しく説明しないと、
行動しない人も多い。
同じ精神科医でありながら、3分の動画で発信する樺沢と
140文字のTwitterで発信するTommyさんとは、
ある意味、対極的でありながら、
実は目指すところは同じなのか、
という共感も感じました。
Twitterというと、
自分の意見をズバッと語る人。
あるいは、毒舌や炎上系の人が注目されやすいですが、
Tommyさんのような、圧倒的にポジティブで、懐が深く、
癒やし系の発信をしている人もいるのか、
と新しい発見をしました。
コロナウィルス関連の報道で、
なにかと「不安」になりやすい昨今。
言葉は、人を「不安」にもするし、
逆に「安心」を与えることもあるのです。
こんな時期だからこそ、
本書を読んで、不安を吹き飛ばすのは、
とても良いことだと思います。
『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』
(ダイヤモンド社)
TomyさんのTwitter
https://twitter.com/PdoctorTomy
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今日は。
先生に質問が有ります。
11歳娘が、強迫性障害です。
症状は、手の皮を剥く、些細なことを
何でも確認してくるなどです。
一度、良くなったのですが、
インフルで高熱がでて、不眠が続いたあと
また症状が酷くなりました。
この先、どの様な対応をしていけばよいでしょうか。
宜しくお願いします。