書評/映画評

3日で自発的に動く子になる!  信頼声かけ ~子どもに信頼される「声がけ」とは?

エビデンスに基づく子育ての本が
ベストセラーになっています。

教師や、教育に携わる者にとって
エビデンスに基づく子育て本は、非常に重要です。

しかしながら、
今、宿題をやらない子供に困っている
ママさんにとって、そうしたエビデンス満載の本が、
すぐに役立つのか? 

読んで納得するとは思いますが、
結局、「今、どんな声がけをすればいいのか?」
という、肝心な「To Do」が、不明瞭だったりするのです。

子育てに困ってるママさんは、とにかく、
「今何をすべきなのか?」を知りたいはず。

そんな人にオススメなのが、
この『3日で自発的に動く子になる!  信頼声かけ』
(下村弥沙妃著、Gakken)

です。

内容は、
「声かけ」の実例が満載で、極めて実践的。

そして、宿題、勉強、ゲームスマホ、食事、
入浴、片付け、睡眠、兄弟など
13のシチュエーションをあげて、
子供の行動で困ってしまう、
ほとんどのケースを網羅しています。

宿題はなかなか宿題をやらない子供
ゲームやスマホを止められない子供。
食べ物の好き嫌いの激しい子供に対して、
どのような声がけをするのか?

本書を読めば、一瞬でわかります。

しかし、ほとんどの人は、
やってはいけない声がけをしています。

例えば、なかなか宿題をやらない
こどもに対して

× 宿題をやりなさい!
○ 宿題なんて、やりたくないよね。

のように、「×」と「○」の例が示されている。

ほとんどのママさんは、
「宿題をやりなさい!」と言ってしまう。
結局として、余計にモチベーションを下げます。

まずは、「宿題なんてやりたくないよね」
と、共感を示す。

その後に、
「宿題はおやつの前にする? 後にする?」と問う。

このように、本人に考えさせ、本人に決めさせ、
本人に宣言させる、問い掛け(質問)が、
多数紹介されているのは、いいですね。

『19歳までに手に入れる7つの武器』や
『こどもアウトプット図鑑』で、樺沢が
極めて強調している、
子供に身につけて欲しい「生きる力」。

それは、
自分で考え、自分で決断し、
自分で行動する、ことです。

本書では、子供に考えさせる声かけ、
そして子供に判断や決断を委ねるのです。
結果として、自分で考える子どもに育つ。
本書は、子どもの「生きる力」を育てる本と言えます。

子育てで悩んでいるママさんは、
読書する暇もないかもしれません。

しかし、この本を読めば、今日からできる対処法。
今すぐできる、子どもへの声がけが学べるのです。

たったの1,650円で、子どもの行動が変わるのなら、
なんと安い投資でしょう。

小児科看護師、育児アドバイザーの下村弥沙妃さんの著書。
心理学や精神医学の専門家が書いた育児書というのは、

エビデンスを盛り込むために、
心理学的根拠や論文の引用が、どうしても増えてしまう。

本書は、なぜその言葉が必要かという解説は、
最小限です。
心理学の理論などは書かれていません。
そこが良いと思います。

15年で10,000人に指導してきた教育アドバイザーの実績。
さらに、長男で灘中、次男が滝中に合格した実績。
理論はいいから、さっさとこの「声がけ」を
試したくなるはずです。

今困ってるママさんが、今日から活用できる本。
これこそ、今日から役立つ、本物の「実用書」です。

『3日で自発的に動く子になる!  信頼声かけ』
(下村弥沙妃著、Gakken)

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