「自己肯定感」という言葉、かなりの広がりを見せています。
書店に行くと、「自己肯定感」のコーナーもできています。
自己肯定感とは、
「自分が自分であることに満足でき、
自分を価値ある存在だと受け入れられること」です。
自己肯定感が低い人は、
♯ 自分に自信をもてない。
♯ 新しいことに挑戦できない。
♯ どんな結果も、否定的にとらえてしまう。
♯ 人間関係にも自信がなく、人を愛したり、愛されることに臆病になる。
♯ 全てを悪い方にとらえて、いちいち落ちこむので、メンタル疾患にもなりやすい。
と悪いことだらけです。
「しらべぇ編集部」の全国10~60代の男女1,721名を対象にした調査によると、
「自分に自信がない」人は、全体の56.7%。
つまり、過半数の人が「自分に自信がない」という。
それは、「自己肯定感が低い人」と言い換えてもよいでしょう。
自己肯定感について、
わかりやすく解説された本は何冊か出ていますが、
どんなに素晴らしい内容の本であっても、
読んだ人が行動、実践しない限り、結果は出ません。
インプットしただけでは、ただの「自己満足」。
「自己成長」「自己変化」のためには、アウトプットが必須なのです。
『書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート』
(中島輝著、SBクリエイティブ)
![](https://kabasawa3.com/blog/wp-content/uploads/2019/12/81E4AkwhU5L-150.jpg)
この本は、「自己肯定感」と「アウトプット」を組み合わせた本です。
また本書では、
自己肯定感を6つに分類しています。
1 自尊感情(BE) 自分には価値があると思える感覚
2 自己受容感(OK)ありのままの自分を認める感覚
3 自己効力感(CAN)自分にはできると思える感覚
4 自己信頼感(DO)自分を信じられる感覚
5 自己決定感(GO)自分を決定できるという感覚
6 自己有用感(YOU)自分は何かの役に立っているという感覚
この6分類が非常にわかりやすい。
セルフチェックによって、
自分が特にどの部分が低いのかもわかるので、
その部分を重点的に強化していけばいいのです。
具体的には、それぞれの「感」に対応する「書く」ワークをこなすことで、
自然とアウトプットができて、自分自身が客観視できるようになり、
自己肯定感が高まる仕組みになっています。
具体的には、
1 自尊感情を高める
♯ WISHリスト
2 自己受容感を高める
♯ エクスプレッシブ・ライティング
♯ スリー・グッド・シングス
3 自己効力感を高める
♯ ライフチャート
♯ 鏡のワーク
4 自己信頼感を高める
♯ 習慣トラッカー
5 自己決定感を高める
♯ タイムマネジメント
♯ 解決ノート
6 自己有用感を高める
♯ いいことした日記
♯ 誰かのいいこと探しノート
など、簡単にできるけど、圧倒的に効果が出る
10のワークが紹介されています。
例えば、「スリー・グッド・シングス」。
「1日3ついいこと書く」。
これは、
3行ポジティブ日記と同じです!!
「誰かのいいこと探しノート」。
これは、拙著『感情リセット術』で、
「嫌いな人のいいところを探そう!」というのと同じです。
樺沢が、以前より推奨しているワークも多数収載されていて、
これらをきちんと行えば、
「間違いなく自己肯定感が高まる!」と断言していいでしょう。
ほとんどの人は、本を読んで、それで終わってしまう。
行動しない。
アウトプットしないから、自分を変えられるはずがない。
本書のように、
アウトプットと表裏一体となった本であれば、
アウトプットの効果によって、
「必ず変われる!」といえるのです。
「自己肯定感が低い人」は、
仕事でも、プライベートでも、あらゆる場面で損をします。
逆に、「自己肯定感が高い人」は、
自分で自分にOKを出せるので、毎日が幸せです。
「自己肯定感が低い人」は、
少しでも自己肯定感を高めておいた方がいい。
そのために本書は、
役立つ一冊になるでしょう。
『書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート』
(中島輝著、SBクリエイティブ)
![](https://kabasawa3.com/blog/wp-content/uploads/2019/12/81E4AkwhU5L-150.jpg)
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