書評/映画評

『神社で引き寄せ開運』日本人として知っておきたい神様の話

神様は本当にいるのか?
神様にお願い事をすると、かなえてもらえるのか?

多くの人は、「初詣」の行列に並びながら、
神様に願いごとをしながらも、
「どうせ神様なんかいないだろう」的な
「半信半疑」の状態なのではないでしょうか?

神様は本当にいるのか?

それを証明することは難しいでしょうが、

個人のレベルで「神様がいる」かどうかを
調べることは簡単です。

実験してみればいいのです。

正しい参拝の方法で、神社にお参りする。

それを一定期間繰り返し、
効果が得られるのかを判定すれば、いいのです。

私は、5年ほ前から神社参りをはじめて、
伊勢神宮の関係者や神職の方から直接に、
正しい参拝の方法や、日本の神様とその歴史について
学びはじめました。

今年に入ってからは、
家に神棚を祀って、毎日、お水、お米、お塩をそなえ、
榊とお酒も定期的に交換して
毎日、祝詞(のりと)をあげています。

 

そうすると、どういうことが起きるのか?

いままで滞っていたことが、うまく流れ出し、
人とのご縁をいただき、
仕事も次々といただけるようになり、
全てがうまく回り出したのです。

それも神社を正式参拝した、2~3週間後に、
必ずといっていいほどに、
偶然とは言い難い、
超ラッキーな出来事が連鎖するのです。

これを偶然とみなすこともできるでしょう。

しかし、私の「実験」結果から、
どうみても偶然とは言い難い、因果関係を感じでいます。

ですから、自分がご飯を食べるのと同じように、
神様にも感謝の気持ちを表すために、
毎日、お水、お米を供えるわけです。

もし因果関係がない。
そんなことをしても無駄だと思っているのなら、
半年以上、毎日、続けることはないでしょう。

これは、やってみれはわかります。
嘘だと思ったら、「試し」によってみればいいでしょう。

半年も続ければ、
何がしかの「変化」「効果」が出るはずです。
ただし、重要なのは、
神社への参拝方法は、
「正しい方法」で行わないと全く意味がない、
ということです。

 

神社に行って参拝している人を見てもわかりますが、
「正しい参拝」をしている人は、1%もいないでしょう。

伊勢神宮に行く場合。
私は必ず、正装(黒の礼服)で訪れ、
御垣内参拝(正式参拝)をします。

内宮の白い石が敷き詰められた垣内に入っての参拝。
時々している人を見かけますね。

でも、御垣内参拝している人は、
どうみても参拝者の数百人に1人。
0・3%くらいでしょうか。

まあこれは特殊な例としても、
神社の本殿に向かって写真撮影するとか、
境内で大声で騒いでいると、ありえないと思います。

ということで、
神社を参拝するのなら、最低限の礼儀(ルール)は
守りたいものです。

というか、最低限のルールを無視する無礼者に対して、
神様が手助けをしてくれるとは、
とうてい思えません。

私も、いろいろなところに出向いて、
例えば伊勢神宮の方や、
いろいろな神社の神職の方に話をうかがい、
神社や神様の勉強をしてきましたが、
多分、総額で100万円以上は払っているはずです。

本物の話を聞くためには、
必要な投資だと思ってきました。
しかし、正しい神社の参拝方法。
最低限のマナーを学ぶのに、
実は、100万円を払う必要はなかった(>_<)。

白鳥詩子さんの
『神社で引き寄せ開運☆:神さまに愛されるお参り&ご利益ブック』
を読めばいいのです。

単行本なので、値段も680円と手頃です。

しかし、内容はかなり骨太で、
「神社参拝の重要なエッセンス」は網羅されています。

著者目線でみると、
この内容の濃さで、文庫本はもったいない。

あきらかに「単行本」水準の濃厚な内容。

そんな1,500円の単行本と同等のクオリティの内容が、
680円で読めるとは、チョーお得だと思います。

さて、あなたは、
正しい神社参拝の方法を知っていますか?

もし知っているのなら、
この記事の2行目
「神様にお願い事をすると、かなえてもらえるのか?」
に、強烈な違和感を持ったことでしょう。

神様には、お願いごとをするべきではないのです。
まずは、「感謝」です。

神様に感謝もせず、お願い事だけしても、
かなうはずがない。それが、開運の仕組み。

そんな開運の仕組み、
「神さまに愛される方法」をきちんと習慣にできれば、
必ず「何か」が起きるはずです。

神社とは何か。
日本の神さまの歴史。

こうした、神社や神様の話というのは、
日本の神話、日本のなりたちとも関わっていて、
日本人としては絶対に知っておくべき常識だと思うのです。

そんな、日本人にとっての「神社」「神様」の常識を
わかりやすく、簡単に、平易な文章でまとめられている
『神社で引き寄せ開運』は、
神社参拝の入門書として、
格好の一冊といえるのではないでしょう。

『神社で引き寄せ開運☆:神さまに愛されるお参り&ご利益ブック』
(王様文庫) 白鳥詩子著、三笠書房
https://impulse-ex.com/L2334/h529/46761