「共著は売れない」
というのが、出版界の常識です。
しかし、共著者の互いの魅力が、
化学反応を起こせば、
1人で書かれた通常の本よりも、
何倍も良い本ができるはずです。
しかし、実際は、
できてない場合が多い・・・。
自分1人では書けないけども、
共著だからこそ、書ける本があるはず!!
というコンセプトで作ったのが、
昨年12月に発売した、『感謝脳』です。
「感謝」という捉えどころのないものを、
樺沢は200以上の論文を分析し、
科学的な視点から解説。
そして、共著者の田代政貴さんは、
10,000人以上の縁つなぎイベントを開催してきた
実践経験をベースに、体験談から感謝を語る。
全く異なる2つの「視座」から、
「感謝」を分析することによって、
今まで全くなかった
「感謝本」を作ることができました。
おかげ様で、
発売3ヶ月で3万部を突破しました。
と思っていた矢先に読んだのが、
『でっかく、生きろ。』
(吉田潤喜、望月俊孝著、きずな出版)です。
最もアメリカで成功した日本人実業家の1人、
と言われる
「吉田ソース」の吉田潤喜会長の写真が、
帯にどかーーんと描かれています。
吉田会長の自伝がまた出たのか・・・
と思って読み始めると、全く違いました。
よく見ると、
共著者に望月俊孝さんの名前が・・・。
望月さんといえば、
著者累計40冊、100万部以上の
ベストセラー作家にて、
「宝地図」という技法を提案した
自己啓発の分野のパイオニア。
本書は、吉田会長の波瀾万丈、壮絶な成功体験を、
ベストセラー作家であり自己啓発分野専門家である
望月さんがわかりやすく解説し、
ビジネスノウハウに落とし込んだ本なのです。
吉田会長の24の名言を取り上げながら、
♯名言
♯吉田会長の体験談
♯そこからの望月さんの学び(解説)
♯チャレンジ・ワーク
という構成になっています。
大成功してる方の、自伝や伝記には、力があります。
心が揺さぶられることも多い。
しかし、あまりも大成功しすぎているがゆえに、
自分に同じことができるか?
再現できるのか?
という問題がつきまといます。
というと、ほとんどの人は、
それを再現できると思わないでしょう。
それを本書では、
「望月さんの学び(解説)」を挟むことによって、
吉田会長の大胆な行動、発想を
普通のビジネスパーソンにも
「実行可能」「再現可能」なレベルまで、
落とし込んでいるのです。
感情を動かす体験談(吉田会長パート)と
わかりやすく具象化した解説(望月さんパート)
を、2人の人間が、別に別に行うことで、
新しい形のビジネス書が誕生したのです!
自伝、伝記を、ビジネスのノウハウ本へと
再編集、再構築している、ということ。
「論語」や「孫子の兵法」のような古典であれば、
こうしたビジネスのノウハウ本へと再構築
というのはありますが、
「共著」という形で、
現在も活躍されている方の人生を、
これほど上手にノウハウ化できている本を、
私は読んだことがありません。
最近の、私のYouTubeでの悩み、相談メールにも
顕著に現れていますが、
♯失敗するのが怖い
♯挑戦するのが怖い
♯失敗したくないので挑戦しなくていい
♯成功しなくていいので、いまのままでいいです
といった、意見が非常に多いです。
しかし、挑戦もせずに、
無難な毎日送っていて、
「幸せ」になれるのか・・・というと
私は非常に難しいと思うのです。
そうした人に対して、
♯でっかく、生きろ
♯もっと挑戦しろ
♯あきらめずに、アタックしろ!
という強烈なメッセージをおくっているのが、
本書『でっかく、生きろ。』
です。
普通だと、絶対に受け入れられない。
だから、望月さんの解説パートが、
最高の「クッション」となっているのです。
本書の各項目ごとに
「チャレンジワーク」が、設定されているのも凄く良い!
これは、拙著『こどもアウトプット図鑑』の
「アクションプラン」と全く同じです!
単に「体験談」と「ノウハウ」ではなく、
小さく行動できる課題を提案する。
それによって、読者の行動化を
猛烈に加速するのです。
そして、本書は、
読者に「挑戦しろ!」と言うだけではなく、
著者自らが
「共著の新しいスタイル」を提案している。
大胆な挑戦をしているのです!!
既存の自伝、伝記本に面白さを感じない人は、
是非、本書を手に取って欲しい。
2018年、私はアメリカのポートランド、
吉田ソース本社を訪れ、
吉田会長との自宅に招かれ、一緒に食事をしました。
望月さんと同様、
吉田会長から、学びを得た一人です。
だからこそ、本書の凄さ。
本書の工夫が手に取るようにわかります。
本書の最後に書かれた24番目の名言。
人を動かすのは、
人と人との「想いの連鎖」。
という言葉が、非常に心に響きました。
♯失敗するのが怖い
♯挑戦するのが怖い
という人たちに、本当に読んで欲しい。
とにかく今の時代は、
多くの人が「挑戦」しないから、
ライバルがいないのです。
本書は、「昭和」に財をなした
「過去」の成功者の話ではありません。
吉田会長の時代よりも、
インターネットもSNSもあるので、
今の時代の方が、はるかに成長しやすい。
成功しやすい。
「パッション(情熱)」と「行動力」さえあれば、
圧倒的なチャンスにあふれた時代である!!
>でっかく生きる。
最近の本には、
なかなかないメッセージ。
あなたも、受け取って欲しい。
『でっかく、生きろ。
世界をつかんだ男の「挑戦」と「恩返し」』
(吉田潤喜、望月俊孝著、きずな出版)

【全動画プレゼント】
あなたの悩みの95%は解決する。
YouTube「樺チャンネル」の全動画5530本のリストをプレゼント中。
今すぐダウンロードしてください。
https://canyon-ex.jp/fx2334/z6j0NW