書評/映画評

室町無頼 ~これは西部劇か!?

映画『室町無頼』。
 
室町時代を舞台にした時代劇は少ないので、
時代背景も含めて新鮮だった。
 
「応仁の乱」勃発直前の京の都。
加茂川に餓死者の死体があふれるシーンは印象的。
  
大泉洋さんが、本格時代劇&アクションに挑戦。
ということですが、大泉洋さんは、
良くも悪くも、クセが強すぎ。

何を演じても
「大泉洋!」になってしまう・・・。
 
「無頼」とは、
「ならず者/アウトロー」という意味。
 
西部劇に『ガンマン無頼』のように、
タイトルに「無頼」を冠した作品が
多く見られましたが、
本作も音楽をウェスタン風にアレンジしています。
 
あるいは、蓮田兵衛(大泉)の衣装も、
ポンチョ×バンダナという西部劇を
アレンジしたものでしょう。
 
ほとんどの人は、
気付かなかったかもしれませんが。
  
西部劇を取り入れるのなら、
中途半端に盛り込むのではなく、
もっと徹底してもよかったかも。

 
アクションシーン、VFX、群衆シーン。
悪くはないし、そこそこに楽しめるけども、
飛び抜けた「凄さ」がないし、
魂を揺さぶられる要素もないのは、残念。

『室町無頼』樺沢の評価は・・・・・・ ★★★☆ (3・8)

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