まさかの・・・今年、ナンバーワン。
まさかの・・・大号泣。
ボスターの絵柄から、どうみても「子供向き」アニメと思い、
パスしようと思っていたものの、
「おもしろいらしい」という情報を得たのでも見てみたら・・・。
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まさかの今年、ナンバーワン、レベルの作品。
なんじゃ、こりゃ!!
このアニメのおもしろさ、凄さ、素晴らしさを、
言葉にするのは難しい。
圧倒的に斬新でかつ、衝撃的。
そう、『カメラを止めるな』を見たときのような衝撃だ!!
ストーリーは、根暗な映画オタクの青年ジーンが、
新作映画の監督に抜擢され、それを完成させるまでの話。
ですが、このストーリーでは本作のおもしろさを1%も語れません。
実際にポスターを見ても、
予告編を見てもも傑作の予感はゼロ。
では、何が凄いのか?
『カメ止め』も、ストーリーが斬新なだけでなく、
そこに込められた「映画愛」が、
観客の心に火をつけたわけですが、
本作も「映画を作る話」であり、「映画愛」にあふれた作品なのです。
映画作りの楽しさ、情熱、そして大変さ。苦労。
まさに、命がけ。その映画の世界をハリウッドをパロディにした
ポップな世界観で、笑いあり、涙ありで見せていく。
「撮影」だけではなく、「編集」という地味な作業が実は、
映画のキモである、という意外な事実。
苦労して撮影したシーンを、やむなくカットしていくジーン。
それは、単なる「映画の編集」というだけではなく、
「人生の編集」。人生の取捨選択、過去との決別という
話へと広がっていきます。
本作の中に「Myself in the film」(映画の中の自分)
という言葉が出てきます。
そして、主人公のジーンは、
「映画の中に自分はいるのか?」と問います。
映画を通して自分自身を発見していく。
自己対話であり、自己洞察。
そして、そこからの自己成長。
そこに映画の「本当のおもしろさ」があるわけですが、
本作はそれを改めて教えてくれるのです。
そして自分の「やりたいこと」に情熱を注ぐことの素晴らしさ。
可能性。チャンス。挑戦。勇気。そして、挫折。
一筋縄ではいけないけども、最後には情熱で突破していくところで、
ドッと涙が出てくる。
映画オタクである、映画評論家も名のる樺沢が、
今、なぜ「本を書く」という「作家」の仕事をしているのか?
その理由が、本作を見ながら、気がつきました。
「映画監督」も「作家」も、世界の創造者。
想像力、構成力、編集力を通して。
2つの仕事には、非常に共通する部分が多いのです。
複数の経歴の全く異なる登場人物を使いながら、
「自己発見」を引き起こすヒントが、満載されている。
この映画を見ることで、人生の中で、忘れいていた1コマを
思い出すことができるのです!
そして、上映時間が90分という短さ。
「90分」の意味は劇中で説明されますが、
本作は2時間映画以上の情報量と感動を与えてくれることは間違いないし、
90分でもここまでおもしろくできる、という挑戦でもあるのでしよう。
映画愛のある人なら、絶対に楽しめる作品。
そして、涙なくしては見られない。
現時点、見た中での2021年のナンバーワン映画ではなかろうか。
とにかく一人でも多くの人に見て欲しい作品。
樺沢の評価は・・・ 『映画大好きポンポさん』★★★★☆ (4・7)
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