書評/映画評

目標実現には、○○が不可欠

年末になると、今年1年間の総括。
そして、新年に向けて「1年の目標」を設定する人も多いでしょう。

私も、4、5年前までは、年間目標を設定して、
手帳のトップページにそれを貼って、毎日見ていました。

その方法でも、目標はガンガン達成するのですが、
最近はやっていません。

やらなくても、
「何をしたいのか」「何をすべきなのか」
が明確になっている、ということもあるのですが、
「大きな目標」よりも、「今日一日、何をするのか?」
が、何倍も重要。
と最近は、思うからです。

今を生きる。
すなわち、今日を生きる。
今日をどのように過ごすかが全てです。

例えば「T大合格!」を目標として、
机の前に貼っておく。

別に悪いことではないのですか、
そのために、今日、何をするのですか?
について、「1秒」で答えられる必要があります。

私の高校の教科書の裏表紙には、
「1日6間勉強!」とマジックで書いてありました。

「○○大学合格!」は、目標が明確ようで、
「TO DO」(すべきこと)が不明確なのです。

何をしてよいかわからなければ、努力のしようがない。
頑張りようがない。
結局、意欲の空回り。

「ダイエットするぞ!」
「やっぱり、明日からにしよう」
みたいな・・・。

なので、私は教科書の裏に「1日6時間勉強!」と書いて、
現役時代は、実際に、1日6時間勉強していました。

「1日6時間勉強」を続けていれば、
私の志望校「札幌医科大学」に何とか合格できるだろう・・・という
逆算です。

しかしながれ、現役の時は、2次試験では惨敗。
棒にも箸にもかからない状態。

不合格になった日、
私は新しい目標を設定しました。
「1日12時間勉強」です!!

1日12時間勉強しないと、
とうてい1年後に合格できそうもない成績だったのです。

不合格になったその日から、
1日の例外もなく、
1日10時間以上勉強しました。

12時間はきつかったけど、
「12時間」の目標を掲げることで、
「最低10時間勉強」をキープできたのです。

私の逆算通りに、
1年後、札幌医大に合格できました。

1年後の目標、5年後の目標、10年後の目標。
正直、「大目標」にあまり意味がないのです。

今日、何をやるのか?
そこが、明確になっていることが重要。

そして何が何でも、
「今日のTO DO」は、全力で達成するのです。

毎日やりきれば、「大目標」は、当然ながら
達成できてしまうのです。

1年後という、気の遠くなるような先のことは、
私たちは、リアルにイメージできない。

だから、「今日1日くらいさぼっても大丈夫だ」
という油断が生まれます。

今日1日すべき目標、というか「TO DO」を決めて、
それをとにかくこなしていく。

「大目標」を立てるより、100倍重要。
そして、100倍、目標達成できます。

最近の樺沢の1日の目標は、
♯YouTube動画更新
♯メルマガ発行

この二つさえできれば、あとはOKです。

しかし、メルマガや動画を毎日更新していれば、
膨大なコンテンツが蓄積できます。

結果として、
今年のように「年間5冊出版」という
自己記録を更新できるのです。

最初から、「年間5冊出版!」を目標にすると、
「猛烈に忙しくなりそう」で、正直うんざりします。

モチベーションは上がるどころか、下がるしかない。

ちっともワクワクしない「大目標」を立てると、
確実に失敗します。

ほとんどの人が陥るパターンです。

追伸
目標の逆算。
これが苦手な人が多い。

目標の逆算について、
わかりやすく詳細に解説した本がコチラ。
 ↓  ↓  ↓ 
『目標や夢が達成できる 1 年・1 カ月・1週間・1 日の時間術』

「目標の逆算」ができない。
そもそも「目標の逆算」って何?
と思う人は、必ず読むべき1冊。

追伸
「目標の逆算」ができないと、
その目標を達成することは・・・難しいです。

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