精神医学心の話

「楽しい」と「苦しい」は表裏一体

次の新刊の直しを入れていますが、これが結構、大変です。

本を書くというのは、
「最高の楽しみ」であり「最高の苦しみ」でもあります。
 
書いている瞬間は、ものすごく「楽しい」。
本の出来上がりをイメージするだけでワクワクします。

しかし、思うように文章が書けなかったり、
わかりづらい表現、文章の流れが悪い部分に直面すると、
なかなか「良い表現」や「良い文章」が浮かばず、
ものすごく「苦しい」思いをします。

いわゆる、「産みの苦しみ」というやつですね。

本を書くという作業は、私にとって、
このように
「楽しい」と「苦しい」が表裏一体となった状態
なのです。
 
今日から、高校野球が始まりましたが、
高校野球も同じでしょう。

猛烈につらい、苦しい、厳しい練習があってこそ、
甲子園に出場し、「勝つ」ことに、大きな喜びが感じられる。
 
「苦しい」大きいからこそ、「楽しい」も大きい。

何でもそうです。

100%の「苦しい」も、100%の「楽しい」も、
存在しない。

「苦しい」は、「楽しい」を演出するための「前座」。
あるいは、
「楽しい」を強調するための「調味料」のようなものなのです。

今、ものすごく「苦しい」状況にいる方は、
それが「楽しい」の調味料にならないのか?
 
よく考えてみると、いいでしょう。

追伸 

「楽しい」と「苦しい」の本質を知りたい方、
「苦しい」を「楽しい」に変える方法について、
さらに知りたい方は、
『「苦しい」が「楽しい」に変わる本 ~「つらい」を科学的になくす7つの方法 』
(樺沢紫苑著、あさ出版)
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