精神医学心の話

「立ち仕事」は、運動といえるのか?

最近、YouTube「樺チャンネル」の質問を募集しているので、
毎日、たくさんの質問をいただきますが、
全て動画ではお答えできないので、
ブログでも回答していきたいと思います。

【質問】
書籍『覚えない記憶術』や、先生の動画の中では、
運動が良いと書いてあるのですが、
立ち仕事や運動量の多い仕事をする事と、
マラソンやジム・ウォーキング等の運動する事は
別なのでしょうか?

教えて頂けると幸いです。

【回答】

脳を活性化する運動という意味では、
「30分以上継続されたの有酸素運動」
がいいのです。

各種脳内物質を活性化するとともに、
成長ホルモンとBDNFを分泌しますから。

成長ホルモンは疲労回復物質。
BDNFは、神経を育てる、頭をよくする物質です。

「立ち仕事」「運動量の多い仕事」では、
成長ホルモンやBDNFはほとんど出ないでしょう。

しかし、各種脳内物質は活性しますので、
「運動ゼロ」の人と比べるとはるかにいいとはいえます。

最近の研究では、「座って仕事をする」のと
「立って仕事をする」場合とでは、

「立って仕事をする」方が仕事がはかどる(脳を活性化する)
という研究もありますから、
脳に対するプラスの効果があることは、間違いありません。

このへんの脳を活性化する運動時間、運動量、運動内容については、
新刊『神・時間術』に詳しく書きましたので、
さらに詳しく知りたい方は、そちらをお読みください。

追伸

私は、アメリカの起業視察に行きますが、
アメリカではワークスタイルが自由なので、
立って仕事をしている人が非常に多いことに気付きます。

立ち仕事用のデスクというのがあって、イスがない。

日本の職場のイメージからすると、画期的すぎます。


運動の話は、
樺沢紫苑の新刊『神・時間術』にも詳しく書かれています。

『神・時間術』ってどんな本?
まずは、『神・時間術』無料版をお読みください。
コチラからダウンロードできます。
https://kabasawa.biz/b/time11.html
『神・時間術』無料版カバー画像