今回の古武術の合宿では、流鏑馬(やぶさめ)を習いました。
馬に乗って、弓で矢を射ち、的に当てる。
あの流鏑馬です。
私は、弓も馬術も、全くやったことがなかったのですが、
そんな初心者が、たった2日間で、流鏑馬ができるようになるのか?
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なんと、できるようになりました!!
人間の学習能力は、凄いものです。
本番では、的を外してしまいましたが、
練習では、結構当たりました!!
武術の特徴は、
「2つ以上の動きを同時にやる」
ということがあります。
流鏑馬というのは、
「馬に乗る」というのと「弓で矢を射る」、
この2つの動作を同時にこなさなければいけません。
「馬に乗る」のも、「弓で矢を射る」のも、
単発でも、それぞれ、かなり難しいのに、
組み合わせるともっと難しい。
例えば、今回の合宿では、
「双剣」という二刀流を習いましたが、
右手と左手に、それぞれ剣を持ち、
それぞれ違う動きをするのです。
右手では右上段を斬り、左手では左中段を斬る。
次の動きでは、右手では右下段を斬り、左手では左上段を斬る。
さらに、この動きを、前後、左右、斜めと、移動しながら行うので、
両手両足が全て違う動きをします。
最初は、頭がパンクしそうになりますが、
考えなくてもできるまで練習すると、
勝手に身体が動くようになります。
それは、脳内に「新しいニューロンネットワーク」が、形成されるからです。
運動の効果については、メルマガでも何度も書いていますが、
脳を活性化する運動法として、
「頭を使いながら運動する」のが、最も効果的である、
ということが言われています。
つまり、私が今習っている、古武術のように、
一度に2つのことをこなしたり、
両手両足を別々に動かす、のように
頭を使いながら運動をすると脳が活性化するのです。
ということで、
「私が古武術をやる理由」の一つは、
古武術は「脳を活性化するから」
ということがあります。
さらに、他にもいくつかの理由がありますが、
続きは明日以降のブログで。
私の古武術。
どんな感じでやっているのか、動画をアップしました。
たったの9秒なので、是非、御覧ください。
https://www.facebook.com/kabasawa2/videos/vb.100001394842604/1521353261254487/?t ype=2&theater