本日、「樺沢流漫画読書術」を配信します、
とメルマガで告知しましたが、
じっくり書こうと思うので、明日に延期します。
本日、「色んなお雑煮作って食べよう会」に参加。
全国、8都道府県の、まったく異なるお雑煮を、
自分たちで作って食べるという、雑煮好きにはたまらない会。
参加者は、4グループに分かれて、
1グループ、2種類ずつの雑煮を作ります。
各グループに調理の指導者がいて、
ダシはすでにとってあるので、意外と簡単です。
できあがったお雑煮は、
福島、岩手、香川、関東、京都、博多、三重、新潟
の8種類。
香川のアンコの入った丸餅を白味噌でいただく雑煮は、
おもしろおいしい。
革新的なスイーツとでもいいましょうか。
普通には考えつかない組み合わせだが、食べてみると
バランスもよく、とっても美味しい一皿。
岩手のお餅を「くるみあん」につけて食べるスタイルの
雑煮もおもしろい。
味でいうと、シンブルなおすましスタイルの
福島の雑煮がおいしかった。
また、自分が作った、博多の雑煮。
これは、ブリが入っていて、ブリのダシが、アゴ出汁に出ていて、
ダブルスープのようになっていて、深い味わいになっていました。
これを、dancyuから本も出している
雑煮評論家の粕谷浩子さんの解説を聞きながら食べるという、
贅沢。
『お雑煮マニアックス (dancyu特別編集 プレジデントムック)』
(粕谷浩子著、プレジデント社)
(https://amzn.to/2UNgDQg)
丸餅と角餅の違いとその意味。
野菜の切り方にも縁起担ぎの意味など、興味津々です。
世界にも郷土料理はたくさんあるでしようが、
これほどのバリエーションがあり、
ずっと食べ継がれている食べ物は、ほとんどないと思います。
以前から、未来予測セミナーで、
「専門家、マニアック、おたく」は、AIに負けない
ということを言っていますが、
まさにこの「雑煮評論家」みたいなチョーおたくな職業は、
AIには真似できないでしょう。
AI(ロボット)が、全国の都道府県をめぐって、
全ての雑煮を食べ比べ、その歴史や作り方のコツをお年寄りに教えてもらう。
そんなことを、するはずがありません。
こういう誰もやらないような、チョーマニアックでチョーおたくな
「尖ったコンテンツ」が、これからの時代、もてはやされるのではないか、
と思うのです。
あなたは、何か「尖ったコンテンツ」を持っていますか?