くじら肉でハリハリ鍋を作りました。
映画『ビハインド・ザ・コーブ』『鯨のレストラン』
などのドキュメンタリー映画で、
日本の鯨や食の問題を啓発する八木景子監督から、
ハリハリ鍋セットをいただいたのです。
どうも、ありがとうございます<(_ _)>
くじら肉は、調理が難しいので、
解凍法も厳密にやって、出汁の水の量も計量し、
火を通す時間もタイマーで計って、
同封されていたレシピ通りに作りました。
結果、どうなったか。
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うますぎる。
神がかったおいしさ!
鯨肉は固くなるとおいしくないので、
特に火加減には注意しましたが、
口の中で柔らかさがフワッと広がる
絶妙の仕上がりとなりました。
くじら肉は、「血なまぐさい」というイメージが
ある人もいるでしょうが、ちゃんと下処理がしてあれば、
「血なまぐささ」は出ません。
今回の赤肉背肉は、血なまぐささはなく、
マグロの赤身を濃厚にしたような味わいでした。
鯨肉には、マグロ同様にDHA、EPAといった、
脳に良い脂分が豊富に含まれています。
なので、マグロ赤身に似た味わいがあります。
今回は、「赤身背肉」に加え、
「さえずりスライス」も入っていて、
濃厚な脂身が、またサッパリ、シャキシャキの
水菜とベストマッチ!!
でも、一番おいしかったのは出汁です。
鍋というよりは、「鯨汁」です。
魚介の出汁でもない。
肉系の出汁でもない。
凝縮した独特の味わいは、「鯨汁」ならではです。
私の実家では、毎年、大晦日には「鯨汁」を食べ、
そこにお餅を入れて、お正月は鯨雑煮をいただきます。
なので、「鯨汁」というのは、ソウルフードなのです。
『鯨のレストラン』は、
その失われつつある鯨食文化をテーマに、
環境問題、政治・経済の問題にまで
深く切り込んだ作品。
一昔前まで、くじらは、牛、豚、鶏肉以上に食べられ、
日本人の動物タンパク源の第1位だった、ということは、
この映画を見て初めて知りました。
あるいは、世界的な「食料不足」が言われる中、
捕鯨がそれを解決する切り札となりうるのに、
世界中がよってたかって、日本の捕鯨を制限する
真の理由が、この映画の最後で明らかにされ、
驚かされるのです。
改めて、おいしい鯨肉を食べて、
日本の鯨食文化が、次の世代まで受け継がれて欲しい
と思いました。
『鯨のレストラン』は、
先日DVD化されたばかりなので、
是非、ご覧ください。

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