睡眠命の樺沢ですが、朝、4時に起きて
W杯スペイン戦を観戦しました。
堂安の同点弾。
そして、ライン、ギリギリで折り返した三笘のアシスト。
チョーーー感動しました。
そして、最後の10分は、
同点に追いつかれるのではないかと、
チョーハラハラしました。
本当に、見て良かったです。
このスペイン戦、そして予選リーグの
3試合を観戦しながら得られた、7つの「気付き」をシェアします
●W杯、スペイン戦勝利からの7つの「気付き」
■1 目標は「やや難」に設定すべし
実力のない人は「チョイ難」。
実力があるめ場合は、それより難しい「やや難」の方がいい。
ただし、絶対に不可能ではない、ことが重要。
■2 目標は「言語化」することで、共有される
言葉にしないと、伝わらない。
まして、チームなど、何人もの構成員がいる場合は、
「目標」や「戦略」などを、
とにかく言語化して共有することが重要。
試合後のインタビュー。
選手達が、同じことを述べているのは、
「目標」が共有されている証拠。
(拙著『言語化の魔力』で詳しく解説)
■3 周囲のネガティブな意見はスルーする
コスタリカ戦敗北の後、誰の責任か。
SNSに誹謗中傷する書き込みがありました。
そんなものは、無視するに限ります。
スペイン戦では、
コスタリカ戦の敗北を、全く引きずっていなかったのは、凄かった。
■4 ポジティブな応援、サポートに思いっきり感謝する
試合後のインタビュー。
選手のほとんどは、カタールまで応援に来たサポーター。
日本から応援しているサポーターに、
たくさんの感謝の言葉を述べていました。
親切、感謝のサイクルを回すと、
オキシトシンとエンドルフィンが出ます。
(拙著『言語化の魔力』で詳しく解説)
オキシトシンは、緊張を取り除くリラックス物質。
エンドルフィンは、脳を活性化させる脳内麻薬。
親切と感謝で、最高のパフォーマンスが発揮できるのです。
■5 一喜一憂しない。切り替える
選手達は、ドイツ戦の後は、「一喜一憂しない」。
今日は喜ぶが、明日から切り替えていく。
コスタリカ戦の後は、すぐに切り替えて
スペイン戦の準備をする。
スペイン戦の後は、
今日は喜ぶが、明日から切り替えて
クロアチア戦に万全の準備をする、と話していました。
「一喜一憂しない」と「切り替える」という言葉が、
キーワードになっていましたね。
おそらくは、森保監督が、何度も選手たちに語っている
言葉なのでしょう。
何か失敗した場合、ほとんどの人は引きずります。
だから、失敗が連鎖するのです。
きちんと、切り替えれば、「本来の実力」。
いや「本来以上の実力」を発揮できることが、
今回の予選のリーグの試合でわかったと思います。
失敗してもいい。
悪いところは修正し、
しっかりと「切り替え」れば、いいのです。
■6 集中力を維持する
集中力を維持する。
これがサッカーの全てのように思います。
スペイン戦、
序盤の日本失点は、開始早々で集中力を欠いていました。
後半のスペインの失点は、全くスペインらしくない。
防御に連動性がなく、集中力を欠いていました。
最後の15分。
日本は、集中力を切らさなかったので、勝利できました。
集中力を維持する。
私たちの仕事でも、「集中力」を維持する
ことさえできれば、凄い仕事ができると思います。
■7 最後まであきらめない
コスタリカ戦の敗北。
スペインに勝たないと、決勝リーグへの進出が確定しない。
非常に厳しい状況に追い込まれましたが、
監督も選手も。サポーターも。
最後まであきらめなかったからこそ、得られた勝利です。
最後まであきらめない!!
そのために重要なのは、
自分を信じ、仲間を信じ、指導者を信じることです。
世の中のほとんどの人は
「自分はダメだ」と自分を卑下し、
「○○はダメだ」と相手を非難し、
「上司はダメだ」と指導者へのリスペクトがない。
それで結果が出るはずがないですね。
非常に学びの多い。
日本の予選リーグでした。
クロアチア戦も、
日本の勝ちを信じて、応援したいと思います。
こうした、見ているだけで興奮し、緊張する試合では、
ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリン
といった、記憶増強物質が大量に分泌されます。
そこから得られた「感動」。
そして、「気付き」は、強烈に脳に焼き付くのです。
劇的な勝利を通して、チーム、選手だけではなく、
試合を観戦している私たち、サポーターも
劇的に成長することができるのです。
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