「歳をとれば記憶力が衰えるのはしかたがない」
と多くの人が思っているでしょうが、
それは脳科学的には間違いです。
中高年を勇気づける、非常に興味深い実験結果があります。
大学生と70代の高齢者に単語リストを記憶してもらい、
テストを行いました。
結果は、80%の高齢者は大学生よりも記憶力で負けましたが、
20%の高齢者は大学生とほぼ同等度の単語リストを
思い出すことができたのです。
老化による記憶力の低下は個人差があり、
70代でも大学生に負けない記憶力を保っている人がいるという事実。
その一人にあなたも加わることは可能です。
何もしないと、歳とともに脳細胞は失われ、脳は老化し、
記憶力の減退が進みます。
しかし、脳を上手に使うことによって、
しかるべき脳トレーニングをして、脳の老化を阻止し、
記憶力を高め、いつまでも脳をイキイキとした状態で活動させることは、
全く「可能」なのです。
最近の科学研究の進歩によって、
老化は「かなり」防げることがわかってきました。
今は、
100歳まで生きられる時代に突入しているのです。
ただし、何もしないと、ドンドン老化はすすみ、
50代、60代で亡くなる方もいるでしょう。
努力する人は、長生きできる。
努力しない人は、早死にする。
これからの時代は、
「健康格差」「寿命格差」の時代に突入することは、
間違いありません。
あなたは、「健康」や「老化予防」の努力をして、
長く生きたいですか?
それとも、何もせずに早く死にたいですか?
選ぶのは、あなた自身です。
追伸
では、「健康」や「老化予防」のために、
具体的にどんな努力をすればいいのか?
それをまとめたのが、
『絶対にミスをしない人の脳の習慣』(SBクリエイティブ)
です。
この本は、「ミスをしない」ことをとりあえずの目的にしていますが、
結果として、「脳を活き活きとした状態」で維持することが
「ミスをしない」ためには必須なので、
「歳をとっても脳を活性する方法」が詳しく書かれています。
歳をとっても、イキイキとした記憶力が、
バリバリ動ける身体を維持したい人には、
必読の1冊です。