発売から10日がたち、
ようやく、400ページ越えの超大作『父滅の刃』を
読了した人が増えてきて、ここ数日、
SNSに『父滅の刃』の感想を書く方が増えていて、
とってもとってもうれしいです。
感想を読むことで、本の読み込みの深さが分かる。
「そこまで読み込んでくれたのか」と
うれしくなるのです。
今日は、
ブランディングプロデューサー、後藤勇人さんの
『父滅の刃』の感想を紹介します。
▽ ▽ ▽ ここから ▽ ▽ ▽
友人の精神科医 樺沢 紫苑 (樺沢紫苑)さんの新刊
「父滅の刃」を読みました。
最初に全体的な感想を言いますと、
この本は完全な樺沢ワールドであり、
樺沢さんの思考スタイルを深く知るという点で、
とても重要な本だと感じます。
内容的には、父性というものを映画解説で紐解きながら、
樺沢さん独自の視点で書き綴っているというものです。
精神科医から見た父性の欠如は、
どんな時代を作るのか?
どんな問題の元凶になってるのか?
どんな人間を生み出してるのか?
そのような視点を持って書かれています。
私には、二人の息子と二人のグランドチャイルドがいますが、
すべて男です。2匹の犬も雄です。
父性の塊のような家族ですが、
もちろん妻は女性ですが(笑)
実際に子を持つ父親として言えることは、
父性というものは、ずばり一言で言うと、
父親が人生に向き合う背中そのものです。
私は息子達が子供の頃は教育はしましたが、
大人になった現在は、言葉での教育はせず、
人生に向かう姿勢を背中で見せています。
教育として背中を見せているのではなく、
一人の男として人生にどんな風に向き合ってるのか、
後藤勇人はどのようにして人生を生きるのか、
結果的に背中で見せているということになります。
私は教育の専門家ではないので、
専門用語を交えた言葉ではここでは語れませんが、
一言で言うと父性とは、父親の生き方が
目に見えないオーラの DNA となって
子供たちに伝わり影響を与えていくものと考えます。
この本は様々な映画を通しながら、
父性の本質を紐解いていきます。
とても内容の深い決して軽くはない本なので、
腰を据えてじっくり時間をかけて読むことをお勧めします。
軽く表面をさらうノウハウ本ではないので、
じっくり自分の子供達の顔を浮かべながら、
自分の生き方と照らし合わせながら、
樺沢ワールドを体験するつもりで
楽しんで読むと良いでしょう。
落ち着いたソファーや心地良いテラスに腰を下ろして、
じっくり噛みしめながら読むと良いでしょう。
大ベストセラー作家の頭の中を、
父性というテーマ題材にして、
覗き見ることができる貴重な本だと思います。
△ △ △ ここまで △ △ △
非常に鋭い、感想文。
ありがとうございました。
『父滅の刃』を読むと、間違いなく
自分の個人史、家族、父親や子供との関係性を
見直すきっかけになります。
後藤勇人さんの新刊、
『結果を出し続ける人が夜やること』は、
寝る前の習慣を見直すには格好の1冊。
寝る前に、スマホやゲーム、テレビしか
やることがないという人に、
是非とも読んでいただきたい1冊。
『結果を出し続ける人が夜やること』
寝る前は、最高の自己投資時間
なのです。
追伸
『父滅の刃』、お盆休みにじっくり読むのに
丁度よいと思います。
『父滅の刃 消えた父親はどこへ』(みらいパブリッシング)
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