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母には末永く元気で暮らしてほしい

昨日は、
『これからの生き方図鑑』感想キャンぺーン。
最優秀賞の方々との「食事会」を行いました。

樺沢と受賞者3名、そして『これ生き』の編集者、
「5名」という少人数の食事会。

場所は、樺沢のお気に入り、
二子玉川のチーズ料理の店。

『バール ア フロマージュ スーヴォワル』
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131708/13222011/

料理がおいしい!!
そして、皆さん、一人一人の質問に、
樺沢がじっくりとお答えする、という贅沢な時間。

最後は、いつもYouTubeの撮影が行われている
「スタジオ・シオン」を訪れ、樺沢の書棚を背景に
記念撮影をしました。

文章アウトプットの達人の皆さんは、
控え目で、意外と無口でした。

さて、最優秀賞、3名のうち「ひでちゃん」の
感想文をまだ紹介していませんでしたので、
本日、紹介させていただきます。

▽ ▽ ここから ▽ ▽

ひでちゃん

「精神科医がすすめる これからの生き方図鑑」読書感想

私には今年82歳になる母がいます。
夫(私にとっては父)に先立たれてこの6年間、
一人暮らしで元気に生活をしてきました。

少々耳が遠くなりTVの音が大きくなったり、
同じことを何度か繰り返し言ったり尋ねたりすることは増えても
それは、お年頃だと思っていました。

しかし、先日父の七回忌の時
「おやっ!」
と思う出来事があったのです。

長年お世話になっているお寺に親戚12人が集まり
予約の時刻になったので、住職さんが、
「本堂の支度ができましたので移動してください」
と声をかけてくださいました。

母を先頭に移動しようと母のすぐ後ろに付いて行くと
「本堂ってどっち?」
と母が聞いてくるではないですか。

「突き当りを左だよ。」
と答えました。
その時は、
冗談かな?何回も来ているところだし!
と思いました。

しかし、続いて
本堂まで7~8段の階段を上がるところで、
「ここを上がるの?えー」
と初めてきたところのように言うではありませんか。

確かに、最近歩くのが難儀になってきてはいますが、
直近の10年間でも5回ぐらいはお世話になっているお寺です。

軽度認知障害の入り口には来ているのではないかと感じました。

母には末永く元気で暮らしてほしい。

そこで思い出したのが
「精神科医がすすめる これからの生き方図鑑」樺沢紫苑著でした。

その09で、
「これからは生涯現役を目指す」
として、イギリスのエリザベス女王が96歳まで
健康寿命を保ち生涯現役でいられた理由を7つ紹介しています。
自分自身も見習いたいことだらけです。

 そこで、この7つについて、女王・私・母を比べ
「今できていること」
「これからできそうなこと」
を考えてみようと思いました。

(1)引退しない

女王→ 亡くなる2日前まで笑顔で公務をこなしていた。
私 → 最近伸びた定年まであと9年。その後も再雇用で求めていただける
    限りは働かせていただきたいと考えている。
母 → 数年前に洋裁の内職をリタイアしている。

(2) 人・動物・植物とのふれ合い

女王→ 家族と過ごす時間を大切にし、乗馬を楽しみ愛犬との散歩を習慣として
     いた。
私 → 家族(妻1人)となんとか平和に過ごし、仕事上の関係(教え子、同 
     僚) とも大きな波風は立てずにつき合い趣味のランニングクラブの仲
     間とは貴重なお付き合いをさせていただいている。
母 → 近所のお友達と仲良く付き合い、習い事の仲間との交流あり。
    庭の植物の世話を一人でしている。

(3) 社会貢献

女王→ 国民のために人生をささげ、国葬の際には多くの国民が集まった。
私 → 人知れず、早朝に近所の公園のゴミ拾い散歩をしている。(月1~2
     回)
母 → わからない

(4)「まいたの」精神

女王→ ベッドティー、アフタヌーンティーなどのルーティン
    ファッション、ガーデニング、乗馬、写真や切手の収集と多趣味
私 → ブログほぼ日更新、ランニング、料理の新作づくり、スパイスカレー作
     り コンフォートゾーンからダッシュッし続けようと奮闘中
母 → 習い事複数(カラオケ、体操、卓球)82になろうとする今でも継続は尊
     敬

(5) 朝の日光浴

女王→ カーテンを開けてベッドティー
私 → 週末の朝ランニング、長期休暇中の朝散歩
母 → 時々の朝散歩(本当にしているのかは謎)

(6) 8時間睡眠

女王→ 8時間
私 → 6時間+夕食後のうたたね
母 → 7時間+いつでもうたたね(たぶん)

(7) 日記

女王→ 1日の終わりに日記をつけてガス抜き
私 → 1日の初めにブログ ほぼ日更新
     前日のことを思い出し書いていくことは脳トレになると自覚してい
     る。
母 → 多分書いてない

比較の結果
女王は8勝
私は、5勝1敗2分け
母は、3勝3敗2分け
(主観ですが)

離れて住んでいる(車で1時間ほど)年老いて頑固になりつつある母に
私がしてあげられることはそう多くはない。

女王の秘密の(2)と(4)に関わることならできそうなことが
ありそうな気がする。

つい1週間ほど前
「出張料理人」
と勝手に名乗って、実家にスパイスカレーを作りに行った。
母が、整骨院に通院している時に実家に侵入し
・もち麦ご飯 を炊き
・オクラのグリル焼き を作り
・茄子と挽肉のカレー を作った。

「じゃがいもとにんじんは入れないの?」
「こういうカレーは珍しいね。」
という母に
(いや、何度も作りに来てるけど。1年前には鰤のカレーも作ったよ。)
と言いかけて
「スパイスカレーって言うんだよ。」
と優しくお伝えしました。

「残り食べちゃっていい?」
と聞くと
「あとで食べるから一人分ぐらい残しておいて。」
「美味しかったよ。」
と言ってくれた。

それならば
母と私の2人だけではなくて
妹家族も巻き込んで
「週末のスパイスカレーパーティー」
なんてどうだろう?
大人3人と食べ盛りの女子大生2人ならば
6人前ぐらい作れば足りるだろうか?
旬の野菜をグリルしてトッピングすれば
目でも楽しめる。

大勢でわいわい食べれば
きっと母のオキシトシンもアップするだろう。

一緒に買い出しなんか行けば運動にもなるし
成長ホルモンも分泌されるだろう。

作っている間に
孫とカラオケに行って楽しんでもらえれば
更によい企画になるだろう。

今までは
自分中心に楽しむことが多かったが

これからは
仲間を巻き込んでの「まいたの」を企画するという
生き方をして
充実した人生を歩んでいきたい。

△ △ ここまで △ △

行動、生活習慣を、「エリザベス女王」「母親」「自分」の
三者で評価する、というスタイルは、斬新で面白い。

高齢の母親を心配しつつも、
できるサポートを、できる範囲でやっていくしかない。
という距離感も、とてもよい。

ひでちゃんの母親への愛情が、じわっとにじむ感想文でした。

追伸
まだまだ読んでいない人は多いはず。
これからの時代を楽に生きるために、
そろそろ読んだ方がいい。

『これからの生き方図鑑』(光文社)

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