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介護で最も必要なアウトプットとは  〜『アウトプット大全』感想2

『アウトプット大全』感想キャンペーン。
最優秀賞の方の感想文を紹介します。

今回は、太田純平さんです。

>>> ココから <<<

「“現実”は、アウトプットでしか変わらない」

男は言った。

男は、精神科医。

日本で一番、情報発信をしている精神科医だ。

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なにこの本。
めちゃめちゃ為になるんだけど。
面白すぎて、歩き読みだよ

【学びを結果に変える アウトプット大全】

なんで、この本を読んでるか?
って言うと

結論、
「良くなる介護の実践と発信ができる介護福祉士になるため!」

そのためのポイントは、3つです
(1)仲間の心に火をつける
(2)良くなる介護ブログ毎日更新
(3)日本一の老人ホームになる

で、そのための知識や方法は、
すべてこの本に載ってました。

たとえば?
(1)科学に裏付けられた、伝わる話し方
 ex) 相手が調子に乗らない効果的な「ほめ方」

(2)能力を最大限に引き出す書き方
 ex) 「設計図」しだいで、文章が3倍速で書ける

(3)圧倒的に結果を出す人の行動力
 ex) トライしなければ、永久に今のまま

ね?
もう叶った未来の姿が見えちゃった。
おめでとう自分!

良くなる介護の実践と発信ができる介護福祉士になる
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質問です。

あなたが、今、一番頑張っていることは何ですか?

そして、頑張った先にどんな結果が得られたら、嬉しいですか?

もし、あなたが

今の自分より、未来の自分が成長していたら嬉しいな

と思うなら、

もし、あなたが

あなただけじゃなくて、仲間の自己成長もサポートできる存在になりたい

と思うなら、

そして、もし、あなたが

「こうなりたい!」
そんな欲しい結果を、思いのままに手にしたいなら、

やることは、たった一つ。

アウトプットです。

なぜか?

アウトプットする → 現実(リアル)が動き出すから。

「現実」はアウトプットでしか変わらない

どんなにあなたが研修や読書で学んでも、(=インプット)
学んだまま放ったらかしにしていたら、現実は変わりますか?

現実を変えるためのたった一つの方法。
それが、アウトプットです。

というか、そもそも
現実を変えるアウトプット
って、何種類あると思いますか?

精神科医・樺沢紫苑(かばさわしおん)さんは、
著書「アウトプット大全」の中で、
80個のアウトプットを紹介しています。

「80個もあるの?!」

そう感じるのも無理ありません。
大丈夫です。私もびっくりしましたから(笑)

でも、80個のアウトプット、これ、一つひとつ、強力です。

「さすが、アウトプットおじさん…」(←失礼)
…暗がりで歩き読みをしながら、私は、つぶやきました
(アウトプット教育の権威という尊敬を込めて、
以下、アウトプットおじさんと呼ばせていただきます)

いろいろと紹介したいところですが、
情報を増やして、あなたにアウトプットしてもらえないと悲しいので

今日は、ベスト3に絞って、お話しさせていただいても、よろしいでしょうか?

はい、ありがとうございます。

紙と鉛筆の準備はよろしいでしょうか?

それでは、いきますよ。

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第3位 「教える - 最も自己成長につながる最強の自己成長法」

アメリカ国立訓練研究所が作った学びの定着率をあらわす表、
ラーニング・ピラミッドというものをご存じですか?

ラーニング・ピラミッドの中で、最も効果の高い学習法とされているのが、
「他人に教えた経験」です。

つまり、人に教えること。

あなたは、学んだことをどれくらい人に教える(伝える)ことをしていますか?

教えることで、あなたは学んだことをアウトプットできます。
教えるにあたって、どれくらい理解できているか、
自分自身を振り返り、フィードバックすることができます。

人に教えることって、
インプット(学ぶ)→アウトプット(教える)→フィードバック(振り返る)

私自身、介護の研究発表や研修講師をする中で、教える効果を実感しています。
教わる人より、教える人が一番、成長できるんですよね。

あなたも、ぜひ、学んだことを人に伝えてみませんか?
自己成長が加速しますよ??

第2位 「ほめる ― “ほめて伸ばす”は理にかなっている」

私は、今年から介護リーダーになりました。

「リーダーの役割は、確認・確認・確認だからね。」

先輩リーダーから、そう教わりました。
・お願いしたことの進捗状況を、確認する
・自分の役割を全うしているか、確認する
・研修→行動が変わっているか、確認する

でも、忘れっぽい私にとって、一番苦手なのが、「確認すること」でした。
そして、なぜ、“確認”が大切なのか?
その理由も、よくわかっていませんでした。(^_^;

アウトプットおじさんは、言います。

「“ほめる” “叱る” は、フィードバック」

部下や後輩の行動(アウトプット)に対して、
なんらかの振り返り(フィードバック)をすることで、
さらなる変化・あらたな気付きにつながる。

逆に、
部下や後輩の行動(アウトプット)に対して、
なんの振り返り(フィードバック)もせず、
放ったらかしにすると、
「まあ、このままでいいのか…」
と気付きもないままになってしまう…

これを読んだとき、
私は、先輩リーダーの言いたかったことがわかった気がしました。

「リーダーの役割は、確認・確認・確認だからね。」

確認は、フィードバックだ。

確認=相手のアウトプットを大切にする行為なんだ。

仲間の心に火をつけられるリーダーになるために、
仲間の行動への“確認(フィードバック)”を大切にしよう!

と決心しました。

ありがとう!アウトプットおじさん。
ありがとう!教えてくれた先輩リーダー。
ありがとう!いつも行動してくれる職場の仲間。

第1位 「ひらめく ― 最高のひらめきに必要な4つのプロセス」

あなたは、なにか解決したいと思う問題はありますか?

たとえば、仕事で困っていること?
たとえば、介護士なら腰痛とか?

そんな困った問題を解決してくれるような、
“ひらめく力”手に入れたいと思いませんか?

最高のひらめきに必要な4つのプロセスを、アウトプットおじさんが紹介しています。

1 準備 ―問題と格闘するー 

2 孵化(インキュベーション) ―問題を脇に置いておくー

3 ひらめき ―アハ!体験―

4 検証 ―ひらめきが正しいか検証するー
1 
まず、準備の段階では、あなたの抱える問題の解決に必要な情報や知識を集めます。
本やYouTubeの動画などから、インプットしてみましょう。
これが、最高のひらめきを得るための、準備となります。

ここで、問題解決の答えをゲットすることを焦らないことが大切です。


じっくりと、ひらめきが、来るべきときを、
ぼーーぅっと待ちましょう。

これが、インキュベーション(=孵化)です。

おでんの卵に、じっくりと味がしみこんでいくように、
あなたの脳みそにも、最高のひらめきを産み出す準備が、整っていきます。


すると、
時が来ます。

「あっ!」っと、ひらめきが浮かびます。
その瞬間、メモしてください。30秒以内です。

「はっ!」と、アイデアが生まれます。
その瞬間、スマホに記録を。忘れないうちにね。

このアハ体験を、30秒以内に切り取って、
記録しておくことが大切です。

朝の目覚めで、見ていた夢を忘れてしまうように、
あなたのアハ体験も、書く(アウトプット)ことで、記憶に残るので。


あとは、検証するだけ。
あなたが掴んだひらめきを、
問題解決のために、実践してみてください。

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で、なぜ、ひらめく力が、80個のアウトプットの中で第1位なのか?
理由は、介護で最も必要なのは、ひらめく力だと思ったから。

目の前の利用者さんの生活を見て、何に困っているかな?どうなったら理想の状態?
で、介護士として何ができるか? を考え、実践する。

仮にこれを、介護の仕事だとすると、

知識だけじゃない。ただ熱い想いで頑張るだけじゃない。
目の前の利用者さんのことを考えたときに、必要なケアをひらめくことができるか?

そんな力を身につけたいと思うわけです。

生活の困りごとを解決するために、
ケアしたい相手を想って学んだ知識は、
必ず孵化して、欲しい結果に近づける。

それって、素敵なことだと思ったわけです。
あなたも、ご自身の持ち場で、ひらめき力で問題解決できたら良いと思いませんか?
あなたの困っている現状が、→理想の状態に変わったら、本当に良いですよね。

________________________________________

いやあ、長文。長い時間、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。

第1位 「ひらめく ― 最高のひらめきに必要な4つのプロセス」
第2位 「ほめる ― “ほめて伸ばす”は理にかなっている」
第3位 「教える - 最も自己成長につながる最強の自己成長法」

最後になりますが、
私自身、なんのためにアウトプットをするのか?

結論、
「良くなる介護の実践と発信ができる介護福祉士になるため!」

そのためのポイントは、3つです
(1)仲間の心に火をつける
(2)良くなる介護ブログ毎日更新
(3)日本一の老人ホームになる

で、そのための知識や方法は、
すべて【 アウトプット大全 】に載ってました。

「“現実”は、アウトプットでしか変わらない」

アウトプットおじさんが、そういうんだから、そう。
やってみようじゃない。

未来はアウトプットで変えられる。
来る2020年。
横浜市浦舟ホームが、日本一の特別養護老人ホームと呼ばれる未来に向けて、
ぼろぼろになるまで、アウトプット大全を使い倒したいと思います。

それでは、

食・心・体から、良くなる介護。
また、お会いしましょう。

>>> ココまで <<<

太田さんの感想のよいところは、
本の読んだ内容を、
自分の「介護福祉士」という仕事に、いかに役立てるのか?
そこに特化して書かれていることです。

本をそのまま読むだけではなく、
「自分の仕事にどう活かすか?」という問題意識を持つことで、
真に自分の仕事に役立つ実践的ノウハウが吸収できます。

「気づき」→「TO DO(すべきこと)」
を、ポイントを挙げるてまとめる、という方法は、
『アウトプット大全』でも紹介した方法で、
しっかりと本の内容を実践しながら書いていることがわかります。

そして、全編に通じる「ユーモア」のセンス。

読書も仕事も楽しみながらやっている。
そんな太田さんの「楽」なスタンスが文章ににじみ出ている。

素敵な感想文だと思います。

太田純平さんの「良くなる介護ブログ」はコチラ
https://impulse-ex.com/L2334/h58665/212881

まだ買っていない人は、
これだけ盛り上がっているので。
そろそろ買ってもいいんじゃない?

『学びを結果に変えるアウトプット大全』
(樺沢紫苑著、サンクチュアリ出版)
アウトプット大全表紙

 

 


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